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2011年5月25日 第1366号

6月は「土砂災害防止月間」 土砂災害に備える

いよいよ梅雨本番です。雨が続くと、土砂災害が起こりやすくなります。
日本では、毎年約1000件もの土砂災害が起こっており、時には尊い生命が奪われてしまうこともあります。
6月は「土砂災害防止月間」です。身の回りに土砂災害の危険がある箇所はないか、また、避難場所や避難経路の確認もしておきましょう。
問合せは防災対策グループ(0798・35・3626)へ。
土砂災害の種類
種類現象
地すべり
地すべり
比較的緩やかな 斜面で、地面の滑りやすい面が地下水の影響などでゆっくり動き出す
がけ崩れ
がけ崩れ
がけの地面に水がしみ込み、弱くなった斜面が突然瞬時に崩れ落ちる
土石流
土石流
谷や斜面にたまった土・石・砂などが、豪雨や長雨によって水と一緒に一気に流れ出す

土砂災害から身を守るために 正しい情報の取得を!

土砂災害から身を守るには、正しい情報に基づき、適切に避難することが大切です。
市は、皆さんに迅速な情報提供ができるよう、さまざまな情報伝達手段を設けています。
災害時には積極的に情報収集をし、身の安全を図りましょう。
雨量情報システム
パソコンや携帯電話から、市内外19カ所の雨量状況を確認することができます。
【パソコン】
市のホームページの「雨量情報システム」へ
【携帯電話】
にしのみや防災ネット
事前にお手持ちの携帯電話のメールアドレスを登録しておくと、避難勧告など市からの緊急情報や、各種気象警報が自動的に届きます。
下記アドレスまたは下記QRコードから登録できます。
【携帯電話】
そのほか
緊急時には、防災スピーカーやさくらFM、ケーブルテレビフロムにしのみやからも災害情報を放送します。
また、市のホームページへの掲載や広報車での巡回放送なども行います。

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お知らせ

写真パネル展を開催
市と国土交通省近畿地方整備局は「土砂災害防止月間写真パネル展」を開催します。
このパネル展は、過去に市内で発生した災害を教訓とし、砂防事業への認識を深めるために実施するものです。
【日程】
6月10日(金)~21日(火)の午前10時~午後4時
【会場】
男女共同参画センター ウェーブ
土のう袋を無料配布
大雨による家屋や低地への浸水防止のため、土のう袋(袋のみ)を1世帯10枚まで無料配布しています。
【配布場所】
防災対策グループ(市役所本庁舎6階)、各支所(市民サービスセンター、アクタ西宮ステーションを除く)
地域防災マップ製作を支援
市では、南海地震を想定した津波による浸水予想区域や武庫川の氾濫を仮定した浸水想定区域に対し「地域防災マップ」づくりを支援しています。
支援は、おおむね小学校区単位で、地域の皆さんが自主的・主体的に作成することが条件です。
既成宅地等防災工事 資金融資あっせん制度
市は、「既成宅地等防災工事資金融資あっせん制度」を設け、金融機関への融資あっせんを行っています。
対象は、がけ崩れや土砂の流出など、災害発生の恐れがある既成宅地や急傾斜地の所有者。
ただし、宅地造成等規制法などに基づく勧告、命令を受けているなどの条件があります。
詳しくは防災・安全総務グループ(0798・35・3618)へ。
宅地防災相談
市は、宅地防災パトロールを実施するとともに、「宅地防災相談」を行います。
自宅周辺の擁壁やがけ面等で不安な箇所があればご相談ください。相談無料。
問合せは開発審査グループ(0798・35・3602)へ。
【日程】
5月27日(金)、30日(月)、31日(火)の午前9時~午後5時
【会場】
開発審査グループ(市役所南館2階)

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土砂災害Q&A

どんな所でおこるの?
急な斜面やがけ、谷などは土砂災害が起こりやすい所です。
「西宮市防災マップ」では、土砂災害のおそれがある区域を確認することができます。
同マップは、平成20年に全戸配布したほか、防災対策グループ(市役所本庁舎6階)や各支所などで配布しています。
どんなときに起こるの?
土砂災害の原因の大半は、雨によるものです。
時間雨量が30ミリ以上、連続雨量が100ミリ以上の場合は要注意です。
特に長雨で地盤が緩くなっている場合や短時間に集中して降る雨には、より一層の注意と備えが必要です。
時間雨量などは「雨量情報システム」で確認できます。

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