ラジオさくらFM「ハッピーシャワー」読み上げ原稿案
(7月27日放送分・特別展)
西宮市立郷土資料館です。
きょうは、8月に開く、特別展のお知らせをいたします。
郷土資料館では、古い地図、「古地図」をたくさん集めてまいりました。特別展は、そのなかから、およそ35枚をえらんで、展示するものです。
西宮市に関して、もっとも重要なものは、慶長10年摂津国絵図です。この古地図は、慶長10年、西暦1605年、徳川家康が江戸幕府を開いて2年後に作られたものです。国絵図、国の絵図、と書きますが、国絵図は、幕府が諸国、西宮は摂津の国に属します、諸国に米の生産高などを記した郷帳(郷土の郷に帳面の帳)とともに提出を命じた大型の国別地図のことです。幕府はこれをもとに日本総図をつくりました。慶長のほか3度にわたって作成を命じます。慶長の国絵図は幕府に納められたものは残っておらず、当時の控えや写しが地方に数枚残っているだけです。郷土資料館が保管している国絵図はそのうちの一枚で、慶長10年の摂津の国絵図は、全国でもこれだけしか残っていない貴重なものです。江戸時代はじめの摂津の国(摂津の国は、兵庫県の東南部と、大阪府の一部ですが、)摂津の国の村々や、街道の様子が細かく描かれています。
そのほかにも、市内、廣田神社や生瀬町の浄橋寺から大切な古地図をお借りするなどして、西宮に関連する古地図をできるだけ集めた展覧会となる予定です。
特別展は、西宮市立郷土資料館で8月5日から9月10日まで開いています。時間は午前10時から午後5時までで、毎週月曜日は休みます。入館は無料です。
また、9月3日には、古地図を専門に研究されている先生方をお招きして、ミニシンポジウムを開きます。時間は午後1地30分から、場所は特別展と同じ郷土資料館の集会室で行います。8月20日までに、往復はがきにお名前・ご住所・電話番号をお書きになって、郷土資料館「シンポジウム係」あてお申し込みください。希望者が多い場合は、抽選になります。参加は無料です。
西宮市立郷土資料館は、川添町15番26号、阪神電車「香枦園」をおりて南へ徒歩6分の教育文化センターの中にあります。電話番号は0798-33-1298です。インターネットは、西宮市のホームページ、http://www.nishi.or.jp/の歴史と文化財のコーナーからリンクしています。
この放送は、西宮市立郷土資料館がお伝えしました。
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