2010年 西宮写真ニュース
「阪神・淡路大震災写真展~震災から15年 あの日を忘れない~」が開催


平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から15年が経過する今年、震災の記憶を風化させず次代に継承するため、被害状況や当時の写真などを展示する「阪神・淡路大震災写真展 ~震災から15年 あの日を忘れない~」が西宮市立甲東ホール展示室で1月24日まで開催されています。
1月14日、展示室前で行われたオープニングセレモニーには市民、市職員など約40人が参加。西宮市長職務代理者河野昌弘副市長が「あのすさまじい阪神・淡路大震災により、わがまち西宮は一瞬にして破壊され、1,146人の尊い命が亡くなり、61,000世帯以上が全半壊するという大きな被害を受けました。しかし、市民の皆さまの一致団結により、西宮は見事に復興してすばらしいまちに発展しました。一方、犠牲になられた方のご遺族や被災された方の悲しみは、15年の歳月をもってしても拭い去ることはできません。震災後に生まれた世代が西宮市の人口の約15%を占めるようになりました。震災の記憶を風化させることなく、震災を経験されていない市民や次の世代に継承することは、震災を経験した私たちの務めです」とあいさつしました。
写真展は「激震」、「生活」、「追悼」、「復興」の4テーマに分かれています。
「激震」では崩れ落ち、寸断された高速道路の高架や、自衛隊や救急隊員らが倒壊した家屋などから救助する様子など、当時の被害の壮絶さを物語る写真14点が展示されています。
「生活」では、避難所となった市立中央体育館でひしめき合うように敷かれた布団で寝る人々や、破裂した水道管からあふれる水を汲みに集まる人など14点で、被災した人々の生活を垣間見ることができます。
「追悼」では平成7年2月に県立総合体育館で行われ、遺族、市民など約3,450人が参列した「兵庫県南部地震西宮市犠牲者合同慰霊祭」で皇太子ご夫妻が献花されている写真や「阪神・淡路大震災西宮市犠牲者追悼之碑」の除幕式の様子などが展示されています。
「復興」では、西宮市の震災前後の人口推移や復興までの年表のほか、特に被害の大きかった地域の震災当時の写真と同じ場所で撮影した現在の写真を上下に並べて対比し、崩れた線路や割れた道路が見事に復興している様子がわかりやすくなっています。
そのほか、会場内には西宮市広報番組「震災から10年 1.17を忘れない」および「震災を経験したまち15年目の思い」がスクリーンで上映されています。また、パソコン2台も設置されており、震災当時に市職員が撮影した写真や、市民などから提供を受けた写真を、地域や「被害状況」、「災害応急対策」、「復旧事業」などのカテゴリ別に検索し、閲覧できるサイト「西宮市震災写真情報館」等を利用できます(西宮市ホームページから閲覧可能)。
また、アプリ甲東5階の市立中央図書館甲東園分室では写真展期間中、震災の被害状況、災害応急対策、復興事業などが詳細に記された書籍や震災の報道写真集などの震災関連図書約140冊を一箇所に集めて展示しています。










