2009年 西宮写真ニュース
「西宮の作家158人の近作展」が開催中


西宮芸術文化協会に所属する作家の作品展「西宮の作家158人の近作展」が、10月21日から11月8日まで西宮市立市民ギャラリーで開催されています。入館料無料。
同展は2会期に分けて開催され、全7部門のうち日本画と書道、工芸部門については、10月21日から29日まで展示されました。洋画とデザイン、写真、彫塑部門については10月31日から11月8日まで展示(11月2日は休館)されます。開館時間は午前10時から午後6時まで。最終日の11月8日は午後4時まで。同展は芸術を身近に親しんでもらおうと「西宮市芸術祭」の一環として毎年開かれていて今年で37回目の開催です。
10月21日から29日まで展示された日本画では、咲き乱れる桜の下にいるシマウマの親子を淡い色調で描いた「桜花の下で」、エメラルドの大洋を悠々と泳ぐクジラの群れを描いた「クジラたちの声」など力作が21点展示されました。日本画の「母なる樹(榎)」は、榎の大樹に蝶のオオムラサキが集まっている様子を描いた作品ですが、これは、オオムラサキの幼虫は榎の葉しか食べないため、成虫となって旅立っても産卵の時期には榎の樹に戻ってきて卵を産むことから「母なる樹」と名づけられました。またこの作品には、これまで西宮市の夙川の河川敷にある榎の樹にもオオムラサキが見られたが、環境の変化によっていつしか目にすることが少なくなったため、もう一度オオムラサキが住める環境に戻って欲しいという作者の思いが込められています。
書道では、太い筆で力強く漢字を書いた「不為也」や、詩人・書家の相田みつを氏の言葉を書で表した「逢」など、筆の躍動感あふれる作品24点、工芸では、民族衣装を着た太鼓を叩く女性を木彫りと和紙で表した「長短にのって」や、黒い楕円形の壷の側面に駆けて飛び上がる馬の軌跡が金色で描かれた「黒彩人馬文扁壷」や染色・織物・ガラスなどの多彩な作品20点が展示されました。










