2009年 西宮写真ニュース
西宮市貝類館特別展「イモガイの世界-毒を持った美しい貝たち-」


西宮市貝類館で、第11回特別展「イモガイの世界-毒を持った美しい貝たち-」が11月24日まで開催されています。入館料は大人200円、子ども(小・中学生)100円。ただし、のびのびパスポート・ココロンカード持参の場合は無料。
同館では、平成11年の開館以来毎年1回特別展を開催しており、今回は熱帯から温帯域のきれいな海に生息し、カラフルで美しい色や模様とは裏腹に人を死に至らせるほどの強い毒を持っているイモガイを紹介しています。
イモガイは巻貝の仲間で、世界に約500種おり、日本近海には約140種類が生息しています。すべての種類が肉食性で毒を持ち、和名のイモガイは殻の形が植物のサトイモに似ていることから名づけられ、殻に比べて軟体部が小さいことから別名ミナシガイ(身無し貝)ともいわれています。本展では約280種類900個のイモガイを展示しています。
展示室では、真っ白のオトメイモガイや黄色いミカンイモガイ、赤茶色のアラレイモガイなど多彩な色のイモガイや、三角形の模様が幾何学的に並んだナンヨウクロミナシ、黒い斑点があるゴマフイモガイなど様々な模様のイモガイが展示されています。また、地球上に存在する毒の成分の中で最強といわれているコノトキシン(神経毒)を持ち、日本国内でも十数件の死亡例が確認されているアンボイナガイや、貝の収集家の間で高値で取引され「世界一高額な貝」として1970年当時にギネスブックにも登録されたベンガルイモガイなど、逸話を持ったイモガイも紹介されています。
13日には、同館近くの西宮浜小学校の児童らが見学に訪れ、同館職員から展示内容の説明を聞きながら、様々なイモガイや説明パネルを興味深く観察していました。










