西宮市保護司会
更新日:2024年7月17日
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保護司とは
保護司とは,犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき,法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが,給与は支給されません。保護司は,民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし,保護観察官と協働して保護観察に当たるほか,犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき,スムーズに社会生活を営めるよう,釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。
保護司の方々は、公務員の方から主婦の方まで、幅広い職種の方々が活躍しています。また、仕事を退職してからも、保護司を続ける方がたくさんいます。それぞれの経験を活かして、活動しているのです。
西宮市には、99名(令和6年4月1日現在)の保護司がいます。
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保護司の主な仕事内容は
過ちを犯してしまった人々が、その罪を償い、善良な社会の一員として自立していくためには、社会の中でさまざまな働きかけを行う必要があります。その役割を担い、社会復帰の手助けをするのが保護司の仕事です。
その仕事の内容としては、大きく3つあります。
- 保護観察
犯罪や非行を行った人に対して、更生を図るための遵守事項を守るように助言・援助をするとともに、生活上の助言や就労の援助などを行い、立ち直るためのサポートをします。
- 生活環境調整
少年院や刑務所に収容されている人の引受人や就職先の調査・確保を行うことで、釈放された後のスムーズな
社会復帰を促進し、再犯防止につながる態勢を整えます。
- 犯罪予防活動
犯罪や非行を未然に防ぐために、啓発活動や地域社会の浄化に努めるものです。特に、毎年7月は「“社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」(外部サイト)の強調月間として
全国的に展開されており、様々な活動が行われています。