認知症の人との接し方について(あったか見守り声かけ講座)
更新日:2024年2月26日
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あったか見守り声かけ講座
もし、まちのなかで「大丈夫かな?」「認知症かな?」と思った人に出会っても、なかなか声をかけることは難しいです。
西宮市では、認知症であっても住み慣れた地域で暮らせる地域づくりの活動として、「あったか見守り声かけ講座」を実施しています。
講座では、ロールプレイを交えて声のかけ方を学ぶことができます。
講座の内容は西宮市公式のYouTubeでも動画が視聴できますので、よろしければご覧ください。
あったか見守り声かけ講座(YouTube)(外部サイト)
気になる方を見かけられた時は、下記のポイントを参考にしてみてください。
様子が心配な方への声のかけ方ポイント
声のかけ方のポイントを学ぶ
認知症の人への対応の心得"3つの「ない」"
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
気になる人を見かけたときの3ステップ
ステップ1 まずは様子を確認
- 不自然な様子はないか
- 危険な様子はないか
- 困っている様子はないか
ステップ2 ちょっと気になるな、と思ったら声をかけてみる
正面から「こんにちは」など普通のあいさつからやさしく声をかける
不可解な言動をされてもあわてないまずは落ち着いて
対応のポイント
- 余裕をもって対応
- 声をかけるときは1人で
- 後ろから声をかけない
- 相手に目線を合わせやさしい口調で
- 穏やかにはっきりした話し方で
- 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応
ステップ3 道に迷っている人だったら
- 本人を安全な場所で休ませる
- 連絡先などの情報がわかれば、連絡をする
- わからなかった場合は警察に連絡する
連絡をするときは、本人が不安にならないように、声をかけながら必要なところへ連絡しましょう。
一人で対応できないことあります。そんな時は、周りの人に声をかけ、協力してもらうことも大切です。
声をかけた人が心配のない人だった場合は
「失礼しました」「お気をつけて」など、明るい挨拶をかわす
認知症であるかどうかを見極めるのが重要ではなく、気になった人に声をかけることが大切です。
過去のイベント(あったか見守り声かけ訓練)
西宮市では、平成27年度より西宮市社会福祉協議会の地域福祉推進地区組織と協働して、「あったか見守り声かけ訓練」を実施しています。
「あったか見守り声かけ訓練」とは、認知症役の人と参加者の役割を決め、町の中で認知症の方が迷子や行方不明になったという想定のもと参加者が認知症役の方に声をかけ、保護する訓練です。
「あったか見守り声かけ訓練」は、認知症であっても住み慣れた地域で暮らせる地域づくりの活動のひとつです。
認知症役の人に声をかける様子
医療機関につなぐ様子