素粒子物理学の分野に貢献 湯川記念賞を贈呈

東京大学大学院理学系研究科 准教授・立川裕二さん

写真:立川裕二さん
立川裕二さん
市は、「西宮湯川記念賞」の今年度の受賞者を決定しました。
受賞者は東京大学大学院理学系研究科准教授・立川裕二さんです。
同賞は、故湯川秀樹博士が本市在住中に提唱した中間子論により、日本人初のノーベル賞を受賞したことを市の誇りと考えて実施している「西宮湯川記念事業」の一つです。理論物理学分野で極めて優秀な成果を修めた40歳未満の若手研究者に贈呈されるもので、同研究者の中で登竜門として位置付けられています。
立川さんの受賞研究は、「次元の異なる場の量子論の間に成り立つ対応関係の発見」です。
この研究は、「物性」「素粒子」「原子核」「宇宙」の4分野の理論物理学のうち、素粒子物理学の分野に大きく貢献しました。
贈呈式は、10月31日(金)に市役所本庁舎で行われます。
問合せは大学・生涯学習推進課(0798・35・5166)へ。

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