心かよう地域づくり 自治会への加入促進を支援


市と自治会・町内会等(以下、自治会)は、参画と協働のまちづくりを進めるための良きパートナーであり、自治会活動が盛んになることは、よりよいまちづくりや地域コミュニティの活性化につながります。
市では、自治会の果たしている役割・重要性を皆さんにお知らせするとともに、自治会への加入促進に向けた支援を行っています。
問合せは市民協働推進課(0798・35・3197)へ。

自治会は「地域力」の源

市内には、平成25年7月現在、458の自治会があり、住民の自治会への加入率は77.2%となっています。
阪神・淡路大震災の発生により、自治会の大切さが再認識され加入率も伸びましたが、震災後にマンションが数多く建てられ、近隣関係が希薄化したことなどにより、加入率は減少する傾向にあります。
加入者が減少すれば、自治会の活動が停滞し、地域の活力が低下するとともに、災害など、いざという時の地域の支え合いにも影響します。
地域で子どもたちや高齢者を見守り、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めていくためには、自治会活動の活性化が必要になります。
西宮市の自治会等加入率
平成5年度 平成10年度 平成15年度 平成20年度 平成25年度
自治会加入率 82.7% 88.2% 76.0% 75.8% 77.2%

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幅広い役割を担う

自治会は、夏祭りなど地域での交流を深めるイベントをはじめ、町内の清掃や防犯灯の維持・管理、震災・土砂災害等に備えた防災訓練など、住みよい地域をつくるために幅広く活動しています。
また、防犯パトロールや高齢者向けのサロンなどを実施し、地域の子どもたちや高齢者を見守っています。
自治会の活動は、各自治会が連携することで、防災対策、環境の美化など、より広範囲なまちづくりの取り組みにも広がっています。

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さらなる加入の促進を

これまでも、転入してきた人に啓発ビラを配布し、自治会の加入を呼びかけてきましたが、より一層の加入促進を図るため、新たにガイドブックを作成しました。
そのほかにも次のような取り組みを行っています。
市民活動に関する窓口
市民交流センター(0798・65・2251)では、自治会運営など市民活動についての相談などを受け付けています。
建築事業主に加入の呼びかけを義務付け
昨年4月1日から新たな住民を受け入れる集合住宅等の建築事業主に対し、入居者へ自治会の役割をお知らせし、加入について呼びかけることを義務付けました。
12月までに22事業主が呼びかけを行いました。

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活動の輪 広げよう
ガイドブックの活用を !

写真:ガイドブック
自治会への加入を促進するには、自治会の活動を理解してもらう必要があります。
津門川町福祉会では、同会の活動を住民に知ってもらおうと、冊子「津門川町こんなとこ」を作成するなど、独自に取り組む地域もあります。
市では、自治会の円滑な運営や加入促進の一助として、「自治会ガイドブック~加入促進編」を作成しました。
冊子には、自治会で実際行っている活動事例、加入促進の進め方などを詳しく掲載しています。
希望者に市民協働推進課(市役所本庁舎7階)で配布しているほか、市のホームページ(市政情報→参画と協働)でも公開しています。

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