湯川記念賞を贈呈 素粒子物理学分野に大きく貢献

写真:高柳匡さん
高柳匡さん
写真:笠真生さん
笠真生さん
市は、「西宮湯川記念賞」の今年度の受賞者を決定しました。
受賞者は京都大学基礎物理学研究所教授・高柳匡さんとイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校准教授・笠真生さんです。
同賞は、故湯川秀樹博士が本市在住中に提唱した中間子論により、日本人初のノーベル賞を受賞したことを市の誇りと考えて実施している「西宮湯川記念事業」の一つで、理論物理学分野で極めて優秀な成果を修めた若手研究者に贈呈します。
高柳さんと笠さんの受賞研究は、「ホログラフィック原理を用いた量子もつれの研究」です。
この研究は、「物性」「素粒子」「原子核」「宇宙」の4分野の理論物理学のうち、素粒子物理学の分野に大きく貢献しました。
贈呈式は、11月1日(金)に市役所本庁舎で行われます。
問合せは大学・生涯学習推進課(0798・67・6879)へ。

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