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2011年9月10日 第1373号

9月10日下水道の日 暮らしを守り環境を美しく

9月10日は「下水道の日」です。下水道の大切な役割について、一緒に考えてみましょう。
問合せは経営管理課(0798・35・3649)へ。

ライフラインとしての下水道

東日本大震災が発生したことで、ライフラインとしての下水道の大切な役割を改めて考えさせられました。
下水道が使えなくなると、トイレの始末ができないという事態になります。
昨年発表の「西宮市下水道ビジョン」では、「阪神・淡路大震災と同程度の地震に対しても下水道機能を維持します」として、下水道施設の耐震性能の向上、浄化センター間ネットワークの導入を明記しました。
また、災害時には、災害用仮設トイレシステムの設置を計画しています。

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浸水から暮らしを守る

下水道の大きな役割は、浸水から市民の暮らしを守ることです。
市は、浸水対策のため、10年に1度の降雨(1時間に55ミリ)に耐えうる施設の整備を進めています。
地球温暖化で集中豪雨が増えています。
浸水被害を軽減するため、校庭や公園に雨水を一時的にためる、雨水管や水路で別の場所に移してためる、雨水をできるだけ地下に浸透させるなどの対策を進めています。

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水の環境を守るために汚水を100%浄化しましょう

夙川・武庫川などの市内河川や水路では、アユや水鳥の親子が見られ、また、夙川の上流では近年ホタルが復活しています。
これは、下水道が市内全域に網の目のように張り巡らされており、トイレや台所、風呂などの汚水の99.5%以上が浄化センターに集まり、微生物の力できれいにしてから、武庫川や大阪湾に返されている結果です。
残る0.5%の汚水も全て下水道で浄化できるよう、浄化槽等から下水道への切り替えに皆さんのご協力をお願いします。

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合流式下水道の改善

市内の下水道管の26%は汚水と雨水を一緒に流す合流式です。一定以上の雨が降り、浄化センターの処理能力を超えると、処理されない汚水が雨水とともに海に放流され、海域の水質に悪影響を及ぼします。
改善策として、大雨の時はいったん汚水と雨水を一時的に貯留し、晴天時に少しずつ処理するための貯留機能を備えたネットワーク幹線の整備等を進め、未処理で放流する回数を半減させることを目指しています。

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高度処理(大阪湾の浄化)

魚や貝を死滅させる大阪湾の赤潮被害は深刻です。
大阪湾の水質浄化のためには、窒素やリンを取り除く「高度処理」の導入が必要です。
甲子園浜浄化センターでは高度処理施設の建設が進んでいます。

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維持管理対策

浄化センターの施設や地下に埋まっている下水道管にも寿命があります。
道路の下を走る下水道管が破損すると、道路の下に空洞が発生し、最悪の場合、道路が陥没することがあります。
定期的に点検し、計画的に改築・修繕を進めて寿命を延ばす努力を続けています。

下水道クイズ

《問題》
次の○○○の中にあてはまる漢字を入れてください
「9月10日は○○○の日」
【応募方法】
ハガキにクイズの答え、住所、氏名、年齢、電話番号を書き、9月30日(消印有効)までに経営管理課(〒662―8567六湛寺町10―3)へ
【賞品】
正解者の中から抽選で10人に図書カード3000円分をプレゼント

※当選者の発表は賞品の郵送をもってかえさせていただきます

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