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2011年4月10日 第1363号

まちづくり評価アンケート結果
市民満足度の高い市政の実現に向けて

市は、市民の皆さんの価値観やニーズを的確に捉え、これまでのまちづくりの成果をさらに発展させるために「まちづくり評価アンケート」を実施しました。
アンケート結果の概要は次のとおりです。
結果の詳細については市のホームページの「市政情報」の中の「行政経営改革」に掲載しています。
問合せは行政経営・改善グループ(0798・35・3475)へ。
市民志向の市政に
市民志向の市政に
医療サービスの充実が期待されています
市は、市民志向の行政経営を目指し、皆さんの価値観などを捉えて分析するために、まちづくり評価アンケートを昨年10月25日~11月25日に実施しました。
対象は市内全域で無作為に抽出した、20歳以上の市民の皆さん5000人です。
このアンケートは平成21年4月にスタートした「第4次西宮市総合計画」を推進するため、地域の問題や今後のまちづくりなどについて、市民の皆さんの視点で評価してもらうことを目的としています。また、考え方や日常の行動についても尋ねました。
今後はアンケートの結果を、これからの市政運営の基礎資料としてさらに分析を行い、市民の皆さんに満足してもらえる市政の実現に努めます。
アンケートを通して
期待度の高い施策として、「医療サービスの充実」や「消防・救急救助体制の充実」などがあがっています。
一方で「都市型観光の振興」、「大学との連携・交流」といった施策の期待度が低くなっていることが分かります。
満足度については、「水の安定供給」、「下水道・河川の整備」などが高くなっています。
一方で「健全な財政運営」、「組織の活性化と職員の育成」といった施策が低くなっています。
ギャップ値の大きい施策(市民の皆さんの期待度に比べて満足度が低いもの)が取り組むべき必要性が高いことを意味します。
「健全な財政運営」、「医療保険・医療費助成・年金制度の安定」、「医療サービスの充実」といった施策のギャップ値が大きくなっています。
アンケートを通して、市民の皆さんの日ごろの行動や感じていることについて明らかになったほか、施策の効果の浸透度がどの程度かを測ることができました。
今後、施策ごとに市民のニーズや効果を把握し、第4次西宮市総合計画の展開に反映するための分析を進めていきます。

まちづくり評価アンケート 調査方法と結果概要

「第4次西宮市総合計画」の50施策について、A・Bの2票に分けて実施しました
A票では、施策に対する市民の「受け止め方」を調べるため、各施策の「期待度」、「満足度」を7段階(0点~6点)で答えてもらいました。
それぞれで点数化した合計点を有効回答数で除した平均値からギャップ値(期待度の平均値から満足度の平均値を差し引いたもの)を算出し、当該施策に関する市民の皆さんの認識を明らかにしました。
B票は各施策に関係する市民の「行動」を調べるため、各施策に対応するさまざまな設問について回答してもらい、施策の効果を捉えました。
アンケートの回収状況
 発送数回収数回収率
全体5,0002,42348.46%
A票2,5001,10844.32%
B票2,5001,31552.60%
◆施策の期待度・満足度、ギャップ値
施策の期待度
高い期待度低い医療サービスの充実
消防・救急救助体制の充実
水の安定供給
子育て支援の充実
医療保険・医療助成・年金制度の安定
 
46産業の振興
47多文化共生社会の構築と国際交流の推進
48都市農業の展開
49大学との連携・交流
50都市型観光の振興
施策の満足度
高い満足度低い水の安定供給
下水道・河川の整備
良好な住宅・住環境の整備
4芸術・文化の振興
5公民館・図書館機能の充実
 
46交通安全対策と駐車対策
47都市農業の展開
48生活自立の援助
49組織の活性化と職員の育成
50健全な財政運営
施策のギャップ値
大きいギャップ値小さい健全な財政運営
医療保険・医療助成・年金制度の安定
医療サービスの充実
4高齢者福祉の充実
5組織の活性化と職員の育成
 
46市民活動の支援
47人権問題の解決
48多文化共生社会の構築と国際交流の推進
49大学との連携・交流
50都市型観光の振興

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