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赤ちゃんの頃 1〜2歳の頃 3〜6歳の頃 きょうだい お母さんとお父さん、そして子ども
 

赤ちゃんの頃

おっぱい・ミルク
離乳食・食事
うんち・おしっこ
睡眠
赤ちゃんとの接し方
発育のこと

おっぱい・ミルク

母乳で育てられればそれに越したことはありませんが、みんながみんな母乳だけで育てられるわけではありません。必要に応じてミルクを使うのもよいですね。
生後しばらくは赤ちゃんの欲しがるときにあげましょう。だんだんその子なりの授乳時間が決まってきます。たくさん飲むときも少ししか飲まないときもあります。毎回同じ量を飲むわけではありません。
いつも少ししか飲まなくても機嫌が良く体重が増えていたらその量がその子の適量なのです。反対にたくさん飲んで太りすぎかなと思う赤ちゃんもはいはいや一人歩きをするようになると解消していくので、それもその子にとっての適量です。
1歳の誕生日前後になると卒乳が気になってきますね。いつやめさせるかについて決まりはありません。自然にやめるのを待つのも一つの方法ですし、きっぱりやめさせるのも一つの方法です。また、1歳半過ぎ頃、ことばの理解が進んできた頃を見計らって、「もう、大きくなったからやめようね」などと説得するのもいいかも知れません
Q 生後8日の子どもです。昨日産院から退院してきました。先の授乳後、4時間過ぎても寝ています。
産院では脱水症状にならないように少なくとも4時間おきには授乳するようにと言われました。
起こして飲ましたほうが良いのでしょうか。
A よく眠っている時はわざわざ起こさなくても大丈夫でしょう。まだまだ、生活のリズムが出来ていません。
赤ちゃんがお腹が空いて起きるまで待ってあげましょう。
Q 授乳のあとおっぱいを吐いてしまうことがあります。大丈夫でしょうか。
A 吐いた後の赤ちゃんの様子はどうですか。ぐったりしていますか。けろっとして元気ですか。
赤ちゃんの胃の形は大人と違ってたくさんの量が入りやすくなっているのと同時にこぼし(吐き)やすくなっています。飲みすぎて吐いてしまうことはよくありますが、成長につれて飲む量を調節できるようになってきます。吐いても赤ちゃんが機嫌よく元気であれば特に問題はないでしょう。吐いてしまった後、首筋などのしわの間にも入り込んでいるので丁寧に拭いて皮膚のケアをしてあげてください。赤ちゃんの肌は荒れやすいですが回復も早いです。吐いて元気がない時には医師に診てもらいましょう。
Q おっぱいをどのくらい飲んだか分かりません。足りているのでしょうか。
A ぷいっと乳首を離すようなら足りているのでしょう。機嫌よく体重が増えていたら大丈夫です。気になるようなら赤ちゃんを抱っこして体重を量ってみましょう。抱っこした大人の体重をひけばおおよその体重が分かります。いつまでもおっぱいを吸い続けて、離すと不満そうに泣くようならミルクを足してみてください。
Q 授乳の時間が決まっていません。 2時間ぐらいで欲しがるときや4時間ぐらいあいてしまうこともあります。 2時間ぐらいしかあいていないときはあまり飲みません。
A 個人差や体の調子など日によっても違うことがあるので、あまり時間にはこだわらなくても大丈夫です。私たち大人もお腹がよく空くときやあまり食欲の無い日があります。赤ちゃんだって同じです。だんだんと授乳間隔は決まってきますが、赤ちゃんの様子に合わせて加減していいですよ。
Q おっぱいを飲んだのに泣きます。どうしたらよいでしょう。
A げっぷはしましたか。オムツは濡れていませんか。ちょっと抱いてあやしてみてください。それでも泣いているようならおっぱいが足りないのかもしれませんね。母乳のあとでミルクを足してみましょう。
Q ミルクを飲む量が育児書に書かれているものより少ないです。近所の子どもと比べても少ないようです。機嫌は良く元気ですが、体格も小さめで大きくなるのかと心配です。
A 大人でも少食の人や大食の人など様々です。赤ちゃんのミルクの量は一般的な目安で赤ちゃんによって飲む量は異なっています。体調や時期、季節によっても食欲や飲み方、量などが変わる事がありますが、元気で機嫌よく体重が増えているようなら心配はありません。体格も成長に伴って変わってきます。この頃小さくても成長期にグングン大きくなる子もいます。その子が満足している量がその子にとってちょうど良い量でしょう。
Q おっぱいをあげていますがアルコールを摂ったりタバコを吸っても良いでしょうか。母乳への影響が心配です。薬はどうでしょうか。
A 授乳中の薬、タバコ、アルコールは母乳に影響が出る可能性があります。薬はかかりつけの医師と相談しましょう。タバコの煙は乳幼児突然死症候群の危険因子の一つとして疑われています。赤ちゃんの健康のため、周囲のみんなが禁煙をしたり分煙をしたりしましょう。アルコールは飲まなくてもすむならその方が良いと思います。どうしても飲みたいときはビールならコップ半分程度におさえておきましょう。
Q もうすぐ1歳になるのでおっぱい(哺乳瓶)をはずしたいのですが泣いてうまくいきません。どうしたらよいでしょう。
A やめると決めたらきっぱりやめましょう。泣いたからといってあげてしまうとだらだらと続きます。日中は欲しがったら遊びに誘ってほかに注意を向けるようにしましょう。夜間は背中をとんとんと叩いたり手を握ってあげたりして落ち着かせてあげるようにしましょう。何日かの時間が必要ですが、お母さんの態度が決まったらいつまでも続くことはありませんので、がんばってみてください。
Q 夜寝る前に哺乳瓶でミルクを飲む習慣がはずせません。虫歯にならないかと心配です。
A ミルクを飲みながら寝てしまうと、虫歯になるのではないかと心配ですね。赤ちゃん時代は飲んでいる途中に眠ってしまうことは良くあることですね。1歳をすぎて離乳食が進んでいるようなら、眠る前のミルクは必要ないかもしれません。歯が生えているのにミルクを飲まないと眠れない習慣は、歯の質や唾液の量など個人差もありますが虫歯にも関係するようです。お茶に替えていくといいですね。
Q 夜中に起きます。おっぱいをあげるとすぐに寝てくれるのでついついおっぱいをあげてしまいますが、このままおっぱいをあげていて良いでしょうか。
A 夜中に起きるのもいろいろ原因があります。空腹で起きるのでしょうか。甘えたくて起きるのでしょうか。夢を見て起きるのでしょうか。夜中に起きる生活リズムなのかも知れませんね。いずれにしてもいつかは朝までぐっすり眠れるようになる時期がきます。それまではお子さんの様子を見てそれに応じたことをしてあげるといいですね。空腹で起きているようなら寝る前にミルクを与えてみるのもよいでしょう。甘えや夢、生活リズムなどから起きるのならギュッと抱っこをしてあげたり背中や頭をなでてあげたり背中をとんとんしてあげるのもいいですね。でも、それだと時間がかかって親が睡眠不足になって困るというのならおっぱいをあげて、自然に夜中に起きなくなる時期が来るのを待つのも方法ですね。

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離乳食・食事

離乳食は、5〜6ヵ月頃、ドロドロ・ベタベタ食から始めます。『首がすわる・よだれが増える・声を出す』がスタートの目安です。焦らず、赤ちゃんの様子にあわせて進めましょう。野菜の裏ごしやおかゆから始めて豆類、動物性たんぱく質へと進めます。
赤ちゃんの下唇にのせるような感じで食べさせてあげましょう。あまり奥まで入れるとゲッとなっていやがります。スプーンの感触を嫌がる赤ちゃんには指にのせてあげてみてください。
離乳食が始まると家事が増えて大変ですね。離乳食作りは大人の食事を作る途中で赤ちゃんの分だけ取り分けて薄味にしたり、大人の食事から分けられるものは細かく刻んだり、1度にたくさん作って1食分ずつ分けて冷凍保存するなど工夫することもできます。
離乳食はゆったりとした気持ちで楽しい雰囲気の中で進めて、1歳前後に家族のみんなと団欒の場として食卓をかこんで食事が出来ることをめざしましょう。
1歳ごろはまだまだ手づかみですが、子どもが興味を持ってきたらスプーンやコップを持たせてあげましょう。こぼすことが当たり前と思って、掃除しやすい工夫をしておきましょう。
遊び食べをして時間のかかる子どももたくさんいます。20〜30分を目安に切り上げましょう。
Q 少ししか食べない離乳食を毎回作るのが大変です。料理が苦手で離乳食を作るのが苦痛です。
A おとなのために作る食事の一部を利用しましょう。親の料理の中から赤ちゃんが食べられるものをスプーンの背でつぶしてあげてみてはどうでしょう。赤ちゃんは濃い味付けや香辛料、油脂は苦手なので料理の途中で取り分けて赤ちゃん用に味付けをしてあげてください。たくさん作っておいて1回分ずつラップでくるんで冷凍庫で保存しても良いです。初期の離乳食では2〜3回同じものが続いても平気です。市販のベビーフードの利用も良いでしょう。
Q 6ヵ月ですが離乳食が思うように進みません。食べむらや好き嫌いがあるのですがどうしたらよいでしょう。
A 育児書どおりに進めようとする必要はありません。歯がしっかり生え、自由に歩けるようになったときに、家族と一緒の食事を楽しむための練習期間と考えましょう。大人だって食欲のある日やない日があります。少々食べむらがあっても問題ありません。赤ちゃんは自分に必要な量は食べたり飲んだりしています。好き嫌いについては子どもの様子を見て食べられるものを増やしていくと良いでしょう。嫌がるものは無理して食べさせる必要はありません。楽しい雰囲気のなかで食事をするうちに食べられる食材は増えていきます。
Q 離乳食をせっかく作ってもいつも手でこね回したりして遊んでちゃんと食べません。コップのお茶もこぼしたりして遊びます。カーッとなってきつく叱ってしまいます。
A 赤ちゃんにとっては何でも目新しくて面白くて仕方がありません。触ったりこね回したりして感触を確かめたいし、お茶や水のこぼれる様子も面白いし・・・。いつも何か新しい発見があって面白くて仕方がないというところでしょう。そんな発見を一緒に楽しむ心のゆとりも必要なのでしょう。赤ちゃんの食器には少しだけよそっておいてお母さんが食べさせてあげてもよいでしょう。
Q 牛乳はいつから飲ませてもかまいませんか。
A 1歳になってからが良いようです。牛乳に変えて「うんちが白くなった」「便秘になった」「便がゆるくなった」など便の様子が変わることもありますが、慣れるにつれて問題がなくなることが多いのでしばらく様子をみてください。

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うんち・おしっこ

ウンチの回数は子どもによって様々です。同じ赤ちゃんでも日によって違います。
便の色や形も赤ちゃんによって様々です。同じ母乳栄養の赤ちゃんでも緑色で白いぶつぶつが入っていてところどころ粘液があったり、べっとりした黄金色の便だったりします。人工栄養の赤ちゃんでも白っぽい便の子もあれば、黄色がかった便の子もいます。赤ちゃんが元気で機嫌が良ければあまり色や形にこだわらなくてもよいでしょう。
いつもよりよく泣くなど機嫌が悪く、しかもお腹を触ると硬くなっているということがあったら便秘かもしれません。そのときは綿棒にワセリンやハンドクリームをつけて綿棒の先1.5cm程度を肛門に入れてゆっくり円を書くようにして刺激してあげましょう。それでも出ない時には医師に相談しましょう。
便が硬くて出にくいときは果汁や砂糖湯を飲ませて様子をみてみましょう。生後2〜3ヵ月を過ぎていたらヨーグルトを与えてみるのもよいでしょう。


Q 1ヵ月の赤ちゃんの便が緑っぽいのですが大丈夫でしょうか。
A 母乳栄養の赤ちゃんは緑っぽい色の便をすることはよくあります。白っぽいかたまりが混じったり、白いぶつぶつが入っていたりします。また、形も何もない吸い物の卵とじのような便のときもありますが特に問題はありません。ミルクの子の便は白っぽくて乾燥しています。
Q 便が硬く、ウンチのときに肛門が切れてしまいます。どうしたらよいでしょうか。
A 赤ちゃんだからといって1日に何回も便をするとは限りません。便の回数も人それぞれです。2日や3日に1回でも機嫌がよくおっぱいを飲んでいるようなら特に心配する必要はないでしょう。赤ちゃんがいつもより機嫌が悪く、お腹を触ると硬くなっていたら綿棒で浣腸をしてあげるとよいでしょう。それでも出なかったら医師に相談しましょう。
Q 2ヵ月の赤ちゃんですが1日に1回しか便をしません。便は硬くありません。便秘だと思うのですが医者に連れて行ったほうがいいでしょうか。
A 1〜2ヶ月の赤ちゃんなら入浴後に砂糖湯を飲ませたり果汁を薄めて飲ませてみてください。2〜3ヶ月くらいになったらヨーグルトを与えてみるのも良いでしょう。どうしても硬くて出にくいときは医師に相談したり浣腸をするのも良いでしょう。

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睡眠

生まれたばかりの頃は昼夜の区別なく寝たり起きたりですが、だんだんにまとめて眠れるようになります。やっとお母さんがゆっくり夜眠れるようになったと思ったら昼夜逆転する赤ちゃんがいます。そんなときは日中はなるべく部屋を明るく、夜は暗くして昼夜の違いを際立てて、日中は戸外に出たり、相手をしたりして起きている時間を長くするようにしてみましょう。
夜泣きに悩まされることもあります。子どもによって長引くこともあればすぐに終わることもあります。抱っこしたり、おっぱいを飲んだり、外の空気に触れたり、ちょっとドライブなどその子によって泣き止む方法は様々です。いろいろ試してその子にあったやり方をみつけましょう。いろいろ試してもどうしても泣き止まない赤ちゃんもいます。泣きつかれて寝るまで別室で待つのも良いでしょう。でも、住宅事情がそれを許さないこともありますね。日頃からご近所の方には赤ちゃんと一緒に挨拶しておきましょう。知っている子どもの泣き声はあまりうるさく感じないのが人情です。ずっと泣き続けることはありませんので夜泣きの時期が終わるまでしばらく見守ってあげましょう。
Q 眠ったと思って布団に寝かすと起きてしまいます。
『やっと眠ってくれてやれやれと思ったのに・・・。また、一からやり直し』と思うとこちらのほうが泣きたくなりますね。
しっかり眠ってから、お腹をくっつけた状態でしばらく布団の上で一緒にいてあげましょう。赤ちゃんの力が抜けてきたら少しずつ体を離していきましょう。失敗したらしばらくしてもう一度してみてください。焦りは禁物です。お母さんも赤ちゃんに付き合ってなかなか眠れなくて大変ですが、いつかはこんな大変な思いをしなくても寝てくれるようになります。
Q 仰向けで寝かせていてもすぐにうつぶせ寝になってしまいます。乳幼児突然死症候群(SIDS)が心配です。
A SIDSの原因は良くわかっていませんが、仰向け寝、両親の禁煙、母乳栄養が良いと勧められています。うつぶせによる窒息が原因の一つではないかといわれていますが、寝返りをするようになった赤ちゃんが自分で寝返りを打ってうつぶせ寝になるのは大丈夫でしょう。
Q 寝るときの冷暖房はどうでしょうか。
A 夏の暑さ、冬の寒さ、梅雨時のじめじめなどその季節に初めてであう赤ちゃんの場合は特に気がかりですね。風のとおりを良くしたり遮断したりしましょう。冷暖房を使用する場合、室温が外気温との大きな差を作らないように、夏季は摂氏25度〜28度、冬季は摂氏18度〜20度程度、湿度は50〜60%を目安にしましょう。尚、大人が立っている位置と赤ちゃんが寝ている位置では温度差があります。一度赤ちゃんのそばで気温を測ったり感じてみたりして、その違いを参考にしてください。
Q すぐに布団から飛び出してしまいます。
A 布団の中で赤ちゃんの顔はどうでしょうか。赤くなっていませんか。布団から出て白くなっていませんか。赤くなっているときは暑すぎるのでしょう。白くなっているときは寒いので布団をかけてあげてください。暑さ寒さの感じ方も人それぞれです。その子にあった調節をしてあげましょう。
Q 7ヵ月の子どもですが、お正月に帰省をしました。それまで夜間に起きることはなかったのですが、帰ってきてから夜中に泣くようになりました。1月近く続き私も夫も睡眠不足で困っています。
A 帰省の間のさまざまな人や周囲との出会い、生活の違いなどがきっと新しい体験になり、少し刺激的だったのでしょう。お尋ねでは原因がたぶん帰省によると思われるので、ご両親がまず安心して接することをお勧めします。一般的に夜泣きは、すべての子どもがするわけではありませんが、6ヵ月頃から増えてくるようです。ずっと続くわけではありませんが、個人差があり、何ヵ月も続く子どももいます。いろいろ工夫をして、子どもが寝入ってくれる方法を探すとよいでしょう。背中とんとん、子守唄、外気に当てる、ドライブをする、おっぱいをあげるなどいろいろ試してみてください。また、泣き始める様子が感じ取れる場合は、泣き出す前に体をさすったり、とんとんしたりして先手を打つことも方法です。

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赤ちゃんとの接し方

赤ちゃんとどうやって遊んであげればよいか分からないと悩むパパやママはたくさんいます。あまり気負わないで、気軽な気持ちで遊びましょう。
ちょっとほほをつついてみたり、オムツ替えのときに手足を伸ばしたり縮めたり、湯上りに横を向けたりうつぶせにしたり、赤ちゃんの出す声を真似してみたり。
赤ちゃんがなんで泣いているか分からないときはまずは抱っこしてみましょう。それでも泣き止まないときはオムツは大丈夫かな。大丈夫ならおっぱいをあげてみましょう。注意をして泣き声を聞いているとだんだん甘えて泣いているときとお腹が空いて泣いているときの泣き方の違いが分かってきます。
抱っこ、抱っことせがむ甘えん坊の赤ちゃんもいます。座って抱っこ、横になってお腹の上で抱っこ、立ち上がって抱っこ、いろんな仕方の抱っこがあります。疲れない工夫をしましょう。お座りが出来るようになって一人で遊べるようになると楽になることが多いようです。
大人には大人の用事があります。どうしても手が離せない用事のある時には赤ちゃんにはしばらく泣いてもらいましょう。世の中、仕方がないことってあります。
小さな赤ちゃんもテレビが映っているとつい見てしまいます。一人でおとなしく見ているからと放っておかないで、見るときは大人も一緒に見て赤ちゃんの反応に合わせて話しかけたり、笑ったりして楽しみましょう。お母さん、お父さんをはじめいろいろな人との関わりのなかで子どもはたくさんのことを学びます。
くすぐりっこ、手遊び、歌遊びなどの親や周囲の人とのやり取りがやがてことばになっていきます。
赤ちゃんの笑顔が赤ちゃんとの関わり方の先生です。
Q 2ヵ月の子どもです。起きている間はずっと抱っこをしています。寝たと思って布団に寝かせると泣いて起きてしまいます。家事もはかどらずどうしたら良いか分かりません。泣き声が聞こえるといらいらしてしまい、子どもの世話をするのがいやになってきます。
A 多くのお母さんが同じ悩みを持っています。ずっとお母さんの温かいお腹の中でお母さんの心音を聞いていた赤ちゃんにとってお母さんに抱っこされているのはとても気持ちが良いのでしょう。お母さんのほうは、夜間の授乳などで睡眠が十分取れなかったり、慣れない育児で家事やお出かけなども思うようにいかなかったりで、この時期はイライラしたり憂鬱になったりしがちです。また、泣き声を聞くとこのまま育てていけるのだろうかと不安になってきたりもしますね。泣くことは赤ちゃんにとってお仕事のようなもの。おっぱいよし、オムツよしなら少しぐらい泣いても気にせず、家事をしても大丈夫です。あるいは、この状態も永遠に続くわけではないので、家事は出来る範囲に留めて、赤ちゃんと一緒にゆったりとすごすのも一つの方法でしょう。もう少し大きくなって赤ちゃんが自分で遊べるようになると落ち着いてきますよ。
Q 3ヵ月の赤ちゃんがいます。今日はとても寒いのですが、やはり散歩に出かけないといけませんか。
A 外気浴や外出は赤ちゃんとお母さんの気分次第で決めても大丈夫です。赤ちゃんやお母さんが気分を変えたいときはお散歩は良い方法でしょう。でも、寒くてお母さんが行きたくないときは無理しなくても大丈夫です。
Q 4ヵ月の子どもです。どうやって遊んであげるとよいのでしょう。1日中家にいて何をしてあげればいいのか分かりません。
A 赤ちゃんはお母さんの顔を見るだけでうれしいので、赤ちゃんとにらめっこならぬ笑いっこ、赤ちゃんの出す声をまねしてあげるのも良いでしょう。音の出るおもちゃを持たせてあげたり、『吊りメリー』のような目で追う玩具を用意してあげるのもよいでしょう。オムツ替えの時には手足を動かしたりくすぐったり。お天気の良い日は外気浴もいいです。赤ちゃんが笑顔になることがしてほしいことの合図です。親子サロンや子育て地域サロンを利用してほかのお母さんやスタッフに遊び方を聞くのも良いでしょう。
Q 赤ちゃんと1日一緒に家にいるとなんだかしんどく感じてきます。望んで産んだのにどうしてでしょう。
A 大人だけの暮らしと赤ちゃんのいる暮らしでは随分違いがあります。それまでお買い物や様々な楽しみごとなど、自由に出来ていたことがなかなか出来ません。生活の変化に戸惑っているのも無理はありません。近所の公園に散歩に出かけたり、様々な子育て支援事業(児童館、子育て地域サロン、子育て広場、親子サロンなど)に行ったり、子育てサークルなどに参加してみてはいかがでしょう。多くのお母さんが同じように感じていることが分かってほっとしますよ。ちょっと人と話をすることで気持ちが楽になることがあります。見知らぬ人と話すことが苦手という方は、まずは育児相談などを利用して話すことでも気持ちが楽になりますよ。
Q 昼寝の間に買い物に出かけても良いでしょうか。
A 子どもは日に日に成長しています。昨日まで寝返りができなかったのに今日はできるようになって寝かせていたところから落ちた、吐いたものを詰まらせたなど、思わぬ事故が起きてしまうことがあります。お母さんも一緒に横になって体を休めるなどの時間にするといいですね。親子で一緒にお散歩がてら買い物にお出かけしてください。
Q 8ヵ月ですが、最近、私以外の人を見ると泣き出してしまいます。これまで、そんなことはなかったのにどうしてでしょうか。
A 赤ちゃんはだんだん人の区別がついてきて、いつも世話をしてくれるお母さんとそうではない人が分かってきたのです。それだけ赤ちゃんが成長した証拠です。人見知りをして泣いているときは「大丈夫」とにっこりしてしっかり抱きしめてあげてください。また、お母さんが他の人と接している様子を見て、人への安心感も育ちます。
Q 家の中でも私の姿が見えないと私を探して大泣きします。トイレに行ってもついて来ます。ほっと息をつくことも出来ず、最近泣き声を聞くとイライラしてきます。
A いつもいつも赤ちゃんと一緒では疲れますね。せめてトイレぐらい一人でほっとしたいですね。でも、赤ちゃんにとってお母さんは特別な人でいつもいつも一緒にいたいのです。だから赤ちゃんは放って行かないでとお母さんのあとをくっついてまわります。これも一時のことで成長とともにだんだん離れることが出来るようになります。今はとても長く感じるこの時期ですが、子どもが大きくなるとこの頃が懐かしく感じられるものです。お母さんの存在を確かめることで安心し、子ども自身の行動範囲が広がっていきます。

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発育のこと

赤ちゃんの成長発達は個人差があります。その子なりに成長発達しているようなら大丈夫でしょう。
首すわり、寝返り、お座り、這い這い、つかまり立ち、伝い歩き、自立歩行と成長していきますが、必ずしもこの順番どおりではありません。なかには這い這いをとばしてしまう子もいます。
心配なことは4ヵ月健診、1歳半健診、3歳児健診などで聞いてみましょう。また、地域保健グループや子育て総合センターでは育児相談を受けていますので遠慮なく利用しましょう。
Q 3ヵ月の子どもですが生まれたときから右向きに寝る癖があり、頭の形がいびつになってきています。このままいびつな頭の形だとどうしようと心配しています。
A もうすぐ寝返りも打てるようになり、いろいろな向きで寝るようになるでしょう。また、赤ちゃんはどんどん成長して大きくなるので頭の形も成長とともに変わり、少々いびつでもあまり気にならなくなります。
Q いつもつま先で歩きます。大丈夫でしょうか。
A 立っている時にかかとがついているようなら大丈夫です。
Q 1歳4ヵ月ですがまだ歩きません。これまで発達は全体的にゆっくりめで1歳を過ぎてから伝い歩きを始めました。周りの同年齢のお子さんが歩いているのを見ると焦りを感じています。
A 伝い歩きをしているのならもう少し様子を見てあげてください。焦らないで見守ってあげましょう。

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1〜2歳の頃 生活習慣
ことば
子どもとのかかわり

生活習慣

離乳食も完了期を迎えほとんど大人と同じ食事になってきます。家族一緒の行動が増え、いろいろとしつけを意識する時期です。焦らず気長に繰り返し繰り返しの気持ちが大事です。
出来たことを大いに褒めて、やる気をおこしてあげましょう。繰り返される快い刺激から身につくものはたくさんあります。
子どもがトイレに興味を持つようになったら誘ってみましょう。運よくおしっこやウンチが出たらたくさん褒めてあげましょう。目覚めたときや寝る前、入浴前、外出前など生活の区切りでトイレに誘ってみるのもよいでしょう。トイレで排泄する気持ちよさを感じてトイレでの排泄習慣が出来てくるでしょう。何度も何度も失敗を重ねながら失敗しなくなります。焦らず気長に見守ってあげましょう。
日中は大いに遊んで早寝早起きの習慣をつけるようにしましょう。
Q コップやスプーンはいつごろからどのように持たせたらよいでしょうか.。
A 離乳食のときに飲ませるお茶やミルクはコップに入れて飲ませてあげましょう。赤ちゃんが自分でコップを持って飲みたがったら持たせてあげましょう。こぼしてしまうことを予想して中身は少なめにしましょう。スプーンもまずは赤ちゃんが興味を持って持つことから始まります。最初はスプーンを持っていない手で手づかみで食べるかも知れません。でも、親と楽しい雰囲気で食べているとそのうち親の真似をしてスプーンで食べるようになるでしょう。また、子どもは大人の真似をして人に食べさせてあげることが大好きです。時にはお父さんやお母さんが子どもに食べさせてもらいましょう。きっと一生懸命スプーンで食べさせてくれるでしょう。
Q 遊び食べをして食事に時間がかかります。
A 遊び食べは発達の一過程でそのうちおさまりますのでそれまでの辛抱です。親子で食べさせあいっこをしたりして、食事の場面が楽しい雰囲気になるように工夫をして乗り切りましょう。
Q 野菜が苦手でなかなか食べてくれません。
A 野菜もいろいろ種類があります。ピーマンは食べないけれどほうれん草なら食べるということはありませんか。また、ほうれん草のお浸しは食べないけれどポタージュスープにしたら食べるということはありませんか。野菜の種類や調理法を工夫してもうまくいかない場合は食べられるようになるのを待ちましょう。日中、たくさん遊んで興味や関心が広がると、食生活に対しても変化が現れることがあります。野菜を食べないことを気にするあまり、無理強いしていませんか。楽しい雰囲気の中で食べものに対する興味や関心の広がりを待つことも大事ですね。大人がおいしそうに食べる姿を見て食べてみたくなることもあります。
Q 食べさせると嫌がって自分で食べたがりますが、うまく食べられません。
A うまく食べられなくて周りを汚しながらだんだんと上手に食べられるようになります。せっかく子どもがやる気を持って頑張っています。すばらしいことです。片付けやすい環境整備をして応援してあげてください。
Q 夜、なかなか寝てくれません。どうしたら早く寝てくれるようになるでしょうか。
A 子どもが早く寝てくれるとほっとしますね。7時か8時頃、眠そうにしていることはありませんか。眠そうにしている時を逃してしまうと寝そびれてしまうようです。大人もそういう経験がありますよね。眠そうにしているときにテレビがついたままになっていたり、部屋が明るかったり、周囲の人がばたばたと忙しくしていませんか。子どもが寝やすい環境を整えるようにしてみましょう。それでも、遅くならないと眠れないようなら、少しずつ寝る時間を早めたり、起きる時間を早めたりして、なるべく早寝早起きの習慣に近づけるようにしましょう。そして、日中は思う存分遊ぶようにしてみましょう。
Q 眠るまでに時間がかかり寝つきが悪いのですがどうすればよいでしょう。
A 寝つきの良い人悪い人など様々です。また、寝る環境の好みも様々です。暗くして静かな環境を好む子、音楽を聴きながら寝るのが好きな子、お母さんの子守唄で寝る子、その子にあった寝やすい環境を整えてみましょう。また、誰でも穏やかな気持ちのほうが眠りやすいですね。『まだ、寝ない』と、お母さんが焦っていませんか。その焦りが子どもに伝わって、なかなか寝ないこともあります。
Q 昼寝をあまりしないのですが大丈夫でしょうか。
A 元気で機嫌が良いのならそれでもかまわないでしょう。でも、時々眠そうにしているようなら、生活リズムを見直して早寝早起きを心がけて、日中は子どもが満足して遊べるようにするとともに昼寝がしやすい環境を作りましょう。
Q おしっこはトイレでするのにウンチは嫌がります。
A 足がぶらぶらして気張りにくいということはありませんか。踏み台など工夫してみてはどうでしょう。部屋の隅っこで気張る癖の子どももいます。その子にとってそこが落ち着いて頑張れる場所なのでしょう。ウンチが出た後でトイレに連れて行って一緒に便をトイレに流したりしてウンチとトイレの関係を理解させてあげましょう。

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ことば

始めは泣いて思いを伝えていた赤ちゃんも1歳前後くらいになると少しずつことばらしきものを言うようになります。ことばを覚える前に赤ちゃんはたくさんのことを周囲の人と関わりながら学んでことばにつなげていきます。毎日の何気ない赤ちゃんとのやりを楽しむことがことばの発達には大切です。
Q もうすぐ1歳半ですが、うちの子どもはまだマンマ、イヤぐらいしかことばがありません。こちらの言っていることはよく分かっているようです。子どもの気持ちは指差しや表情などで分かるのですが、大丈夫でしょうか。
A この頃の子どもの発達は個人差があります。指差しや表情、体で気持ちを表現するとともにこちらの言っていることが分かっているようなら心配はないでしょう。ことばとともに身振りや表情を利用してやり取りを楽しみましょう。
Q 赤ちゃんのときから大人しく手のかからない子どもでした。1歳過ぎから英語のビデオを好みよく見ていました。一人でぶつぶつと英語を話していることがよくあります。でも、普通の会話が成り立ちません。「○○とってきて」などの簡単な指示も伝わりません。子どもからの要求は欲しいものの方へ私の手をもって行きます。
A まず、一人でテレビやビデオを見せる習慣をやめてみましょう。見るときはお母さんやお父さんも一緒に見るようにして、子どもがテレビなどに反応して話したり笑ったりしたら一緒に話したり笑ったりして子どもの反応に返してあげましょう。子どもの視線に目を合わせて話しかけるようにしてください。また、くすぐりっこなど体を使って一緒に楽しむことをしてください。子どもとどうやって遊べばよいか取っ掛かりが見つけられないようならまずは子どものすることの真似から始めてください。心配なら保健所や医師に相談してください。
Q もうすぐ2歳になりますがまだことばがありません。こちらの言っていることはよく分かっているようで、「○○持ってきて」などではちゃんと反応して持ってきてくれます。公園などではお友だちとも楽しく遊んでいます。
A この頃の子どもの個人差はとても大きいですね。大人顔負けにお話しする子、片言の子、なんでも「あーあー」で伝える子・・・。ことばはなくても周囲の人といろいろなやり取りを楽しんでいるようならもう少し様子をみてあげましょう。
Q 2歳半の子どもですが、ことばが遅いように思います。単語が出ていますが数語です。主人や私の両親はこちらの言っていることは分かっているのだから心配しなくてももうすぐ話すようになると言いますが、公園等でほかの同じくらいの子どもがよく話しているのを見ると心配でなりません。
A ことばが遅くても表情や身振りなどで気持ちのやり取りが出来てままごとなどのごっこ遊びを楽しんだり、ほかの子どもとことばは交わさなくてもそれなりに一緒に遊べているようならもう少し様子をみてください。心配なら保健所など専門機関に相談して下さい。

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子どもとのかかわり

0歳の終わり頃から人見知りをしたり、ママ、ママとずっと親の後追いをしたり・・・。かと思うと、何かにつけてイヤイヤをしたりと、やりにくい時期です。
子どもは、自分がしていることを束縛されることを嫌います。子どもに選択性を持たせて自由さがあるようにしましょう。くどくどと叱らないことが大切です。
公園に出かけるとおもちゃの取り合いやいろいろなトラブルがあります。トラブルを通じて子どもはたくさんのことを学びます。トラブルを避けるよりも親同士で温かく子どもが成長する過程を見守る姿勢が大事です。
Q ことばが出始めて喜んでいましたが、何かにつけて「いや、いや」ばかりで言うことをきかずに困っています。育て方が悪かったのかと悩んでいます。
A それまで大人に何でも身を委ねてしてもらっていたのに、何かにつけて「いや、いや」と主張し始めると、一体どうしたんだろうと思えてきますね。でも、1歳過ぎの子どもが「いや、いや」と親を手こずらせるのは通常の発達で大きくなった証です。歩けるようになって出来ることが増え、いろいろと自分の力を試してみたいのです。「いや、いや」が出たら「そう、いやなの」と受け容れてあげてください。その上で「これとあれとどっちがいい」と選択させてみてはどうでしょうか。ほかにもいろいろとやり方はあるでしょう。いろいろ工夫してうまくいった方法を利用してください。
Q 最近、自己主張が強くなり「あれをして、これをして」と要求をすることが多くなりました。自分の思い通りにならないと大泣きをして駄々をこねます。どうしたらいいのか困っています。
A 出来ることにはきちんと対応し、出来ないことははっきりと出来ないと伝えてあげてください。その場をごまかす対応をしているといつまでもごねるようになることがよくあります。一度ごねだすと気持ちの切り替えをすることが難しいことはよくあります。そういう時はほかに注意を向けて気持ちの切り替えを手伝ってあげてください。
Q 最近いたずらが激しくなってきました。引出しから何でも出してみたり、ビデオデッキに紙を入れてみたり、パソコンのキーボードを叩いてみたり…。
A この頃の子どもにとって身の回りにあるもの全てが興味の対象になるのでしょうね。「これは何かな」、「どうなっているのかな」と、興味津々でなんでも試してみないと我慢できないと言った所でしょうか。それだけ子どもが成長したということなのでしょうね。出来るだけ色々と経験させてあげたいものですね。でも、していいことと悪いことの区別がつかず、時には困ることもありますね。子どもの興味に合わせて、触られて困るものは手の届かないところに置くようにするなどの配慮をするとともに、してはいけないことをしたときには毅然と制止することも必要でしょう。この時、どのようにそれを扱うと良いのかを教えてあげることも大事でしょう。
Q 子どもの気持ちを受け容れた子育てが大事だとよく言われるので、夫婦そろって子どもの言うことを受け容れて何でも子どものやりたいということはやらせるようにしてきました。いつのまにか子どものいいなりでまるで子どもの奴隷のようになってしまいました。そろそろしつけをしなくてはと思っていますが、どのようにしたらよいのか困っています。
A お子さんがしたいという気持ちを大事にしておられることはすばらしいことです。「○○したいの。それはおもしろそうだね」と子どもの発想の豊かさややる気を受け容れてあげるとともに、いけないことは「いけない」、困ることには「困る」、と毅然と制止することも大切です。
Q 病院や見知らぬ建物に入るときにとても嫌がって大泣きします。また、いやなことがあると頭をごんごんと床や壁にぶつけたりします。
A 頭をごんごんとぶつけたりすると周りの人から見られてお困りでしょうね。なだめてもなかなか落ち着いてくれないとつらいですね。お子さんはきっと初めての場所や以前に嫌な思いをしたところなどでは不安で仕方がないのでしょう。お子さんは「いやだよ」「こわいよ」とことばの代わりに体で表現しているのです。「大丈夫」とぎゅっと抱いてあげてください。不安を感じやすいお子さんにはお出かけの前にどこに行くのか、どういうところなのか教えておいてあげることも大事ですね。成長とともにだんだん落ち着いてきます。
Q 最近公園に行くと同じくらいの子どものところに寄って行って叩くようになりました。どうしてでしょう。公園に行きにくくなってきました。
A 仲良く遊ぶ子どもの姿はお母さんの理想の子ども像ですね。でも、残念ながらこのころの子どもはお互いに叩いたり叩かれたりということがよくあります。ほかの子どもに興味や関心を持つようになった証拠ですね。決して相手のお子さんがいやでしているのではありません。仲良くしたい気持ちの表れなのですが表現の仕方がまだ分からないのです。お子さんの気持ちを代弁して「好き、好き」「いい子、いい子」「なでなで」となでて見せてあげたり、一緒に砂山を作ったりして一緒に遊ぶ方法やかかわり方のルールなどを教えてあげましょう。
Q
公園などでお友だちのおもちゃは横取りするのに自分のおもちゃはお友だちに貸すことが出来ません。時にはお友だちを叩くこともあり、公園に出かけるのもだんだんいやになってきました。だからといって家で子どもと二人でいるとイライラしてきます。
A 1〜2歳のころにはよくあることです。お友だちへの興味や関心からお友だちの持っているものが気になって仕方がないのでしょう。一方で自分の持ち物という意識も出来てきます。子どもが成長したからこそ起こることです。3歳頃になると貸し借りが理解できるようになりますが、まだまだ、自分の欲しい気持ちが優先して我慢することは難しいです。「貸して」「あとで」「一緒に」「我慢」など必要に応じたことばかけをしながら見守ってあげましょう。お互い様とおおらかな気持ちで子どもの成長を見守れると良いですね。でも、わが子がいやな思いをさせられたと思うと良い感情を持たないのも事実です。相手のお子さんやそのお母さんにはお母さんがごめんねと謝ってあげてください。
Q いつも公園でお友だちにおもちゃを取られてしまいます。取り返せばいいのにと思うのですが出来ずに私に八つ当たりをしてきます。
A きっとやさしいお子さんなのでしょう。安心のできるお母さんに自分の思いを伝えているのですね。悔しい気持ちを受け容れてあげてください。「大丈夫だから、また行ってごらん」「やってみてごらん」と励ましながら後押ししてあげましょう。そうして子どもの自立心や社会性を少しずつはぐくんであげましょう。
Q 落ち着きのない子で公園に遊びに行ってもいつも走り回っています。危ないのでいつもその後を追いかけています。砂場で遊び始めてやっとママ友だちと話が出来ると思って話し始めるとまた走り回ります。そのためママ友だちの会話に入れず、イライラしてきます。.
A いつも落ち着きなく遊んでいるのでしょうか。じっくり相手をして遊んであげると落ち着いて遊べるのでしょうか。好きな遊びが見つけられずにいろいろと遊びが変わっているのでしょうか。じっくり相手をしてあげれば落ち着いて遊べるというのなら、きっとお母さんが大好きなのでしょう。お母さんに追いかけてもらってうれしくて仕方がないのでしょう。砂場で遊んでいるとき、お子さんはお母さんが自分のことを見ているか確認していませんか。そのときお母さんがお話に夢中になっているとお母さんを独り占めしたくて走り出しているのかも知れませんね。ママ友だちとお話をしながらもお子さんの様子を見て、お子さんがお母さんのほうを見たときにはにっこり微笑んであげてみてください。きっと、お子さんはお母さんが人と話をしていても自分のことを見てくれていると安心することでしょう。じっくり相手をしてあげても常に落ち着きがないという場合は、保健所などの専門機関に相談しましょう。
Q もうすぐ2歳になります。公園や家でお友だちと一緒に遊んでいてもいつも私のそばにいて、離れません。私がママ友だちとおしゃべりをするとわざと「あれして、これして」と言って邪魔をします。ほかの子どもはママから離れて友だち同士で遊んでいるのにどうしてうちの子だけ離れられないのかとイライラしてきます。どうしたらいいでしょう。
A 公園でママ友だちとおしゃべりするのは楽しみの一つですね。また、子ども同士で遊んでいる姿を見ることは子どもの成長を感じて嬉しいものですね。なのに、ずっと子どもがそばにいてママ同士のお話も充分に出来ないでいると、なかなか気晴らしもできずにイライラしてきますね。一方で、どうして我が子は友だちと遊べないのだろうと心配にもなりますね。子どもがお母さんから離れていくのも個人差があります。早くからお母さんから離れて遊び始める子やお母さんのそばが大好きな子など様々です。今、お子さんはもう少しお母さんと一緒にいたいのです。焦らず、お子さんがお母さんから離れていくのを待ってあげてください。早く離そうとするとよけいお母さんから離れまいと子どもは頑張るようです。好きなだけママのそばにいていいのよという態度でいると徐々に子どものほうから離れていきます。おかあさんがお子さんにとっていつでも安心できる場であることを確かめているのです。もうすぐ、お子さんの世界は広がってきますよ。
Q しつけがうまくいきません。だめと言うことばかりします。口で言っても聞かないので叩いて言うことを聞かせるようにしたほうがいいのでしょうか。
A  しつけをするというのはとても難しいですね。子どもには子どもの言い分があるのでしょうね。「だめ、だめ」ではなかなか言うことを聞いてくれませんね。「○○するより△△したほうがいいよ」、「○○してくれると助かるな」とか「○○してくれるとうれしいな」と、して良いことを教えてあげてください。悪いことは「○○だから困るよ」などと、どうしてだめなのかも説明してあげてください。そして日ごろから上手に遊んだりお手伝いをしてくれたときに「面白い遊びを見つけたね」「○○で上手に遊んでいたね」「こんなことが出来るようになったんだね」「○○してくれてとても助かったよ」などと、子どもの成長を認めたり喜ぶことばをかけてあげてください。叩いて言うことを聞かせることが出来るかもしれません。けれども、どうしてだめなのか理解が乏しいまま、叩かれるからしないと言うのでは親のいない場面ではするかもしれません。また、叩いて相手に言うことを聞かせると言う態度を教えてしまうことにもなりかねません。

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3〜6歳の頃 生活習慣・子どもとのかかわり
幼稚園・集団生活

生活習慣・子どもとのかかわり

衣服の着脱や食事、トイレなど、だいぶ子ども一人で出来るようになってきました。でも、まだお手伝いが必要なこともありますし、大人のようにてきぱきとは出来ません。子どものペースに合わせて待つゆとりが大事です。
子どもには子どもの時間が流れています。子どもは心も体も成長している大事なときです。早寝早起き、遊びの時間、食事を大事にしましょう。
Q 指しゃぶりをよくします。歯並びが心配です。
A ご心配のように指しゃぶりを長くしていると歯並びに影響してきますね。ことばの理解も進んできているので指しゃぶりをしていると歯の噛み合わせが悪くなってしまうことなどを話して聞かせて、『止めようね』と、説得するのも良いでしょう。でも、なかなか止めにくいものです。まず、どんなときに指しゃぶりをしているか観察してみてください。遊びが見つけられずに退屈しているときにしているでしょうか。それとも、就眠儀式としてしているのでしょうか。早く止めさせようと焦ると却って固執してしまうこともあるので、「指しゃぶりは止めなさい」という代わりに「お絵描きしよう」など遊びに誘ったり、「○○持ってきて」などとお手伝いを頼んだり、「ママとお手々つないで寝よう」と、指しゃぶりができない環境を作ってあげると良いでしょう。
Q もうすぐ幼稚園に入りますが、まだオムツがとれていません。どうしたらよいでしょうか。
A もうすぐ幼稚園ということでご心配ですね。トイレットトレーニングの準備が出来ている目安は、“おしっこの間隔が2時間ぐらい開いている“、“昼寝の後、オムツが濡れていない”、“排便が比較的規則的である”、“尿意や便意が何らかの様子で読み取れる”、“濡れたり出たりした後のしぐさが気持ち悪そうにするようになった”などです。これらを目安にしてトイレットトレーニングを始めて下さい。あまり神経質にならずに寝起きやお出かけ前などチャンスを捉えてトイレに誘うことを続けてください。あまり時間を決めてこまめに声をかけると却ってトイレに行くことが嫌になってうまくいかなくなることもあります。時期がくればちゃんとトイレに行けるようになります。焦らず子どもの成長を待ちましょう。
Q 3歳の子どもですがいたずらばかりで困っています。「だめ、だめ」ばかりの毎日です。
A 大人からみていたずらと思えることも子ども側から見ると大きく分けて2種類のものがあります。一つは子どもの成長とともに世界が広がり、興味や好奇心から調べてみたり行動したりしたことからくるものと、もう一つはわざと人を困らせるためのものです。その対処は原因が違うのでおのずと違ってきます。前者については、子どもの興味や好奇心を認めてより良い方向に導いてあげると良いですね。一方、後者に対してはどうして困らせようとしているのか日ごろの子どもの様子から原因となること(赤ちゃんが生まれた、十分に遊べていない、褒めてもらったり認めてもらうことが減っているなど)への対処が必要でしょう。
Q 3歳の子どもですが、最近わざと愚図ったり、自分で出来る事もすぐにできないと私に頼ることが増えてきました。
A 何か最近変わったことはありませんか。お母さんが妊娠したり、赤ちゃんが生まれたり、もうすぐ幼稚園だからと出来る事を増やそうと焦っていませんか。もっと自分のことを見てという合図かもしれません。子どもが大きくなって身の回りのことなど出来る事が増え、子どもだけでも上手に遊べるようになってくると、つい褒めたり認めたりすることを忘れがちになってしまいます。子どもに限らず大人も人から褒めてもらったり認めてもらうとうれしいものですね。悪いことをしていないからと放っておくと子どもは親から無視されたと思ってしまうことがあります。無視されるぐらいなら怒られるほうがまだ、自分のことを気にしてくれているという実感があってうれしいのです。そこで親の注意を引こうとする行動が増えることがあります。いたずらが増えてきたり依頼心が強くなってきたと感じたとき、子どもに対することばかけや対応がどうか、今一度見直してみてください。「○○して面白そうだったね」「○○作ってすごいアイディアだね」「○○が好きなんだね」など、ことばをかけるようにしてお子さんを大事に思っている気持ちを伝えるようにしてみてください。
Q 集合住宅に住んでいます。子どもの声や足音がうるさいと周囲から言われます。
A 困りましたね。集合住宅に住んでいる以上ある程度の騒音は仕方のない面がありますね。日頃から挨拶をするなど近所付き合いを大切にして、ご近所の方からの温かい見守りの中で子育てをして行く気持ちが大切でしょう。ご近所からの苦情が『夜遅くまで騒いでいる』や『早朝から騒いでいる』などの場合は生活リズムを考え直す必要があるでしょう。また、日中は戸外で十分に身体を使って遊ぶようにして、家の中ではなるべく静かに遊ぶようにするなど改善できることは工夫してください。

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幼稚園・集団生活

幼稚園や保育所に入る時期は、各家庭の考え方や地域の状況によって様々です。
幼稚園や保育所に入らなくても、公園などでお友だちと遊んだり、サークルや習い事などで集団生活を始める頃でしょう。そんなとき子ども同士のトラブルはつきものです。トラブルを子どもなりに解決していく中で、上手に自己主張するやり方を学んだり、相手を思いやったり、我慢することを学んでいきます。
Q 育児サークルや習い事にいっていますが、なかなか集団の中に入っていこうとしません。ずっと私のそばにいます。体操や手遊びなどもその場ではしないのに家に帰ってくると、よく覚えていて出来ます。幼稚園に入れようと思っていますが、こんな状態で大丈夫かと不安になります。子どもに私から離れてみんなと同じようにするように言い聞かせますがそうするとますますくっついてきます。
A ほかのお友だちがしているのに自分の子どもだけがしないと思うと焦ってしまいますね。みんなのしていることをよく見て覚えているのに、どうしてその場でしないのかと思うのは当然でしょう。きっとお子さんもみんなの中に入りたい気持ちはあると思います。でも、ちょっと恥ずかしいのです。ちょっと引っ込み思案なのです。みんなの様子を見ながらお子さんなりに「よし、やってみよう」という気持ちになったらお母さんから離れていきます。大丈夫です。焦らずお子さんがその気持ちになるまで待ってあげてください。焦って離そうとすればするほど離れにくくなることが多いようです。
Q 公園に出かけて遊ばせるようにしています。同じような年齢の子どもが遊んでいるのに一緒に遊ぼうとしません。幼稚園に入って集団のなかでやっていけるのか心配です。
A お母さん、お父さんやよく知っている人とのやり取りは楽しんで出来ていますか。公園ではやりたい遊びがはっきりしていますか。同年齢の子どもがいる場所を好みますか。小さいうちはなんとなく周囲に同じくらいの子どもがいることで満足しています。そして、人と協調して遊ぶよりも自分の好きな遊びに熱中します。心ゆくまでしっかり遊ばしてあげましょう。親やよく知っている人ともうまくやり取り出来なかったり、こだわりが強くてそれをしないと次の行動に取り掛かれないなど気になることがある場合は保健所などに相談してください。
Q もうすぐ幼稚園に入りますが、甘えたでいつも私にくっついています。幼稚園に入ってからどうなるかと心配です。
A 大人でも新しい環境に入るときは不安が一杯です。お子さんも幼稚園という新しい環境に期待と不安でいっぱいでしょうね。でも、お母さんが不安を強く感じていると子どもは益々不安になります。幼稚園には先生もお友だちもいます。困ったときには誰かが助けてくれるはず。最初はお母さんと離れて泣くでしょうが、環境に慣れ、友だちが出来たり、遊びが楽しくなってくるとだんだんに泣かなくなっていくでしょう。今は『いつも一緒』を楽しんでください。
Q 幼稚園に入り、1ヶ月近く経ちますが未だに別れ際に泣いてなかなか保育室に入りません。ほかのお子さんはお母さんと園門ですんなり別れるのにうちの子だけどうしていつまでも泣いているのでしょう。
A 毎日泣かれるとつらいですね。新しい環境に慣れるのに、時間のかかる子やすぐになじむ子など様々です。いつかは慣れて泣かなくなります。子どものもつ成長の力を信じて待ってあげましょう。お迎えのときはその日の頑張りを認めてあげましょう。
Q 幼稚園に入りましたがなかなかお友だちが出来ず、最近は幼稚園に行きたがらなくなりました。お迎えに行っても一人ぽつんとしている姿を見ると母親としてとてもつらいです。
A そういう姿を見るのはつらいですね。親が友だちを作ってあげられるわけでもないのでよけいにつらいですね。そんなとき、子どもに「お友だちの言うことをちゃんと聞いてる?」「お友だちにやさしくしてる?」などと聞いていませんか。でも、そのことはあなたに問題があるから友だちが出来ないのだと思わせて子どもから自尊感情を奪ってしまうことになりかねません。どの子にもその子なりの良さがあります。良いところを認めて自信をつけてあげてください。その子が自分自身を素直に表現することで周囲の子どももその子の良さに気付くことが出来ます。また、担任の先生にも相談してみてください。
Q うちの子どもは消極的で、活発に遊んでいる子を見るとうらやましく感じます。どうすればリーダシップを取れるようになるでしょうか。
A リーダー的な存在の子どもを見ると活発でいいなと感じるのは人情ですね。それぞれの子どもの個性を認めてあげてください。大人も子どももその個性は様々です。集団として活動するときに指導性を発揮する子、計画を立てる子、アイディアを出す子、一緒にかかわって実行する子、最後まで粘り強くやり抜く子、いろいろなタイプの子どもがいてうまくいきます。様々な立場でその子なりの力を発揮出来ることが大切だと思います。お子さんの良い所を伸ばすことが大きな成長につながるのではないでしょうか。
Q 何事に対しても自信がありません。何とか自信をつけてあげたいと習い事をさせましたが、うまく出来ずに嫌がります。頑張って乗り越えると自信になると思うのですがどうすればよいでしょうか。
A 周囲からやらされて出来るようになったことは、『頑張らさせられた』、『やらされた』という思いのみが強く残り、あまり自信にはつながらないことが多いようです。お子さんの好きなことは何でしょうか。まずはお子さんの好きなことを心ゆくまでさせてみてはいかがでしょうか。長時間粘り強くやり遂げられたり、上達したりして認められることが自信につながります。そうすると苦手なことにも挑戦しようという意欲につながるようです。
Q うちの子どもは乱暴で困っています。人のおもちゃを取り上げるのに、自分のおもちゃはほかの人に貸すことが出来ずに友だちが使おうとすると叩いたりします。遊びは長続きせず、すぐに飽きてしまいます。私は公園等に行ってもトラブルばかりで行きたくないのですが、子どもは行きたがります。出かける前にはいつもお友だちにおもちゃを貸してあげること、お友だちのおもちゃを取らないこと、叩いたりしないことと約束させますが同じことの繰り返しです。
A 親としてわが子が仲良くお友だちと遊んでいるのはうれしいものです。なのに公園などでお友だちとトラブルばかりでは気持ちが沈んでしまいますね。お子さんはいつも満足して遊んでいるでしょうか。あれもだめ、これもだめと注意されて、お子さんは公園で思う存分遊べていないのではありませんか。いつも悪いことをしているのではないかと監視の目で見られているとなかなか子どもなりにも楽しめないのではないでしょうか。しばらくはおもちゃも独り占めすることがあっても思う存分遊ばしてあげてはどうでしょうか。じっくりかかわってお子さんのすることを認めることばをたくさんかけてあげてください。そうすることで、きっとお子さんは遊びの中で満足することでしょう。そうすると心に余裕が出来てきてほかのお友だちとも落ち着いて遊べるようになると思います。
Q バス通園で幼稚園に通っています。園ではお友だちと楽しく遊んでいるようですが、降園後の遊ぶ約束ができません。帰宅後、家でつまらなさそうにしています。
A 仲の良いお友だちが行き来できるくらいの距離にいるのなら1度お母さんの方からお誘いしてみてはいかがでしょうか。お互いに遠慮しているのかもしれません。お子さんに電話で誘ってみるように促してあげてはどうでしょうか。遠方でお互いに行き来が難しいようなら近くの公園や児童館、幼稚園や保育所の園庭開放などを利用するのもよいでしょう。
Q 降園後、お友だちがいつも遊びに来ます。たまには相手の家に行ってほしいと思うのですが、相手の親も一向に悪びれず、まるで我が家を託児所のように思っている節があります。
A 子どもが楽しそうにお友だちと遊んでいる姿をみることはうれしいことですね。でも、毎日我が家でというと、思わぬ事故などを考えると外出も儘ならず家事も滞ってしまうこともあり、気持ちが重くなってしまいますね。家での子どもたちの様子を相手に伝えて互いに子どもの成長を楽しむ気持ちが持てると良いですね。そうした中からお互い様という関係を築いていけると良いですね。とは、言うものの難しい問題です。用事のあるときには相手の方に預かってもらうようにお願いするのも良いのではないでしょうか。
Q 私は人付き合いが苦手で、なかなか友だちもできません。子どもにはそうなって欲しくないと公園等につれて行きますが、私がほかのお母さんたちの輪の中に入れないためか、子どももほかの子どもたちから浮いています。このまま友だちが出来ないのではと心配です。
A たくさんの友だちがいるって想像すると楽しいですね。あなたはたくさんの人の中にいて楽しいですか。1人でも気の置けない人と一緒にいると心が落ち着きますね。あなたがあなたらしくしていると人はあなたの魅力に気がつくものです。子どもも同じです。その子がその子らしく楽しく過ごしていると遊びを同じにする仲間が集まってきます。
Q 子どもどうしで遊ばせようとすると母親も一緒にお互いの家に行って、ずっとおしゃべりをしたりしています。毎日毎日の付き合いで疲れてきました。
A 気の向いたときのおしゃべりは楽しいですね。でも、それが毎日毎日となると自分の思うように時間を使うことも出来なくなって疲れてきますね。お互い様の気持ちで、たまにはお互いにお子さんの預かりっこをしてみるのも良いのではないでしょうか。また、集うとき、おしゃべりだけでなくお互いの得意分野で講習会を開くのもいいかもしれません。簡単料理を教えあいっこをしたり、子どもの喜ぶおもちゃ作りをしたりいろいろ考えるのも楽しいですね。

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きょうだい

きょうだい

子どもにとってお母さんやお父さんは特別な人です。それだけにきょうだいの誕生は複雑なものがあります。赤ちゃんがえりをしてみたり、言うことを聞かなくなったり、わがままを言ったりして親の注意をひこうとすることはよくあることです。赤ちゃんが生まれてもその子が以前と同様に親にとってかけがえのない大事な存在であることを伝えてあげてください。赤ちゃんにおっぱいをあげたりオムツを替えたりしながらお兄ちゃんやお姉ちゃんの赤ちゃん時代のときの話をしてあげるのもよいでしょう。そして成長したことを親がうれしく思っていることを伝えてあげましょう。
Q 上の子どもは何をするのも遅くてイライラさせられます。いつも私の顔色を伺っている様子でいやになります。下の子どもはかわいいのですが、上の子どもはかわいく感じられないのです。
A 初めての子どもを育てるとき、何もかも初めてで親はいろいろと手をかけてしまいがちですね。ところが2番目、3番目の子どもになると育児に余裕が出来てきて、子どもの育ちを待つことが出来るようになります。また、1人目と違って何かと忙しくて手をかけられないこともあるでしょう。「1人目のときはまだ○○が出来ない、次は△△が出来るように、と思っていたけれど、2人目は気がついたら出来るようになっていた」という方は多いでしょう。そのことは上の子は何かしら心配な子、下の子は何とか自分で出来る頼もしい子と感じさせているのではないでしょうか。それでつい上の子どものすることが気になって指示をしてしまってはいないでしょうか。その子のペースで出来ることは増えていきます。焦らず子どもの成長を見守りたいですね。
ところで、下の子どもは上の子どもが親から叱られている様子をみて親から叱られないようにしたり、褒められているのを見てそのやり方を学んで、上手にお母さんとの関係を築いていくことが出来ます。でも、1番目の子どもはお手本となるものがないので上手な甘え方が出来ないのかもしれませんね。また、これまで自分のことだけ見てくれていたお母さんを弟や妹に取られたような気になって、お母さんの気を引こうとぐずぐずしてみたり、気に入れられようと顔色を伺ったりしているのではないでしょうか。その子なりに一生懸命お母さんの気を引こうとしていると考えると不器用な甘え方もかわいく感じられませんか。
Q 2歳10ヶ月の子どもと3ヶ月の子どもがいます。上の子どもは下の子どもが産まれる前は自分でパンツを脱いでおまるに座ったり、トイレに連れて行くとトイレでもできていました。下の子どもができてからお漏らしをするようになり、トイレに連れて行こうとしても嫌がるようになりました。どうしたらよいでしょうか。
A 大好きなお母さんが赤ちゃんに取られたように感じているのでしょうね。赤ちゃんがお母さんにお世話してもらうのと同じようにしてほしいのでしょう。まだ赤ちゃんは寝ている時間が多いので上のお子さんとたくさん遊ぶようにしたり、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらったりして上のお子さんとかかわる時間をたくさん持つようにして下さい。そして、その子が赤ちゃんの時の話や今手伝ってくれる事でとても助かっている事など話して、成長した喜びを伝えてあげてください。
Q 平等に接するようにしていますが子どもは「お兄(姉)ちゃんばっかり」「弟(妹)ばっかり」とやきもちをやきます。
A 親がどんなに平等にしても子どもの側はそうは思わないようです。「ねえ、お母さん」と話しかけたとき、お母さんがほかのきょうだいの相手をしているとそれだけで自分は放って置かれたと思ってしまうのでしょうね。子どもにとってお母さんは自分だけのお母さんであって欲しいのです。うまく時間を見つけて個別に話をしたり、時間のないときにはそっと頭をなでてあげたり笑顔を見せてあげるだけでも子どもはうれしく感じることでしょう。
Q 上の子どもは幼稚園にいっています。下の子どもが風邪をひいたときなどいつも上の子どものお友だちの家の方に幼稚園の送迎をしてもらったり降園後預かってもらったりしています。相手の方はあまり手のかかるお子さんもなくいつも私のほうが頼むばかりで心苦しく思っています。
A ご近所の方ととても良い関係を築いておられますね。遠くの親戚より近くの他人と言います。感謝の気持ちを忘れずにいることが大事でしょう。お子さんが大きくなってだんだん手がかからなくなったとき、周囲に今のあなたのように困っている方がおられたら助けてあげられたらいいですね。今お世話になっている方にご恩返しができなくても次の世代の方にそのご恩を返していくと良いのではないでしょうか。そんな輪が広がっていくといいですね。お互い様の気持ちをいつも心に持っていたいですね。

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お母さんとお父さん、そして子ども

お母さんとお父さん、そして子ども

子どもを産んでいとおしいわが子を抱きながら、ふと、ちゃんと育てていけるだろうか、自分がお母さんで大丈夫だろうかという思いがよぎる方はたくさんいらっしゃいます。泣き続ける子どもといると子どもを育てていく自信がなくなることもあります。何事も失敗はつきものです。初めから父親、母親になれるわけではありません。子どもとともに親も親として成長していきます。子どもの成長する力、親の成長する力を信じましょう。
子どもができるとそれまでの夫婦関係を維持することが難しくなることもあります。孫ができて喜ぶ祖父母との関係もあります。子育ては親だけで出来るものではありません。周囲のたくさんの人の中で子どもは育っていきます。近所付き合いも必要になってきます。人に迷惑にならないようにとかたくなに考えないで、お互い様の気持ちで助け合えるといいですね。
様々に変化していく中で互いに尊重して、将来を見据えてよりよい関係を築き上げていくことが大切ですね。
Q 夫が育児に協力的ではありません。どうしたら協力的になってくれるでしょう。
A お母さんは授乳やオムツの世話、それに家事と毎日てんてこ舞いの日々ですね。そんな大変さに気付かずに家事協力が思いつかなかったり、赤ちゃんの世話をしたくてもどのようにしたらよいか分からないお父さんも多いことでしょう。そこで、1日の出来事や日々変化していく赤ちゃんの様子を話題にして、『赤ちゃんて面白いなあ』『赤ちゃんの世話って大変だなあ』と感じてもらえるといいですね。そして、お父さんに具体的にお母さんがしてほしいことや赤ちゃんのかかわり方を伝えてみてはどうでしょうか。「○○してくれると助かるわ」と具体的に家事を頼んでみたり、「高い高いが好きよ」「ここをくすぐると笑うよ」などと赤ちゃんとの遊び方を教えてあげてください。赤ちゃんやお母さんの笑顔を見て、また協力してくれることでしょう。
Q 育児に協力したいと思っていますが、仕事が忙しく、なかなか出来ません。育児に疲れている妻を見ると何とかしてあげたいと思いながらも時間がありません。
A やさしいお父さんですね。時間の余裕がなくて具体的な協力が出来ないとき、お母さんのお話し相手になってあげてください。赤ちゃんとの生活は大人同士の会話が少ないものです。そういった精神的なフォローが支えになります。
Q 夫は多忙でなかなか子どもと接する時間がありません。そのためか子どもがなかなか夫になつきません。夫も寂しそうですし私も夫に子どもを預けて出かけにくくて困っています。
A 難しい問題ですね。子どもを父親になつかせようと焦らずにまずは一緒に過ごせる時間に家族みんなで楽しくすごすことからはじめてみてはどうでしょうか。お母さんがくつろいで楽しくしているときっとお子さんのお父さんへの警戒心もとけていくでしょう。そして、お父さんのいない時に「お父さんと○○して楽しかったね」などお父さんのことを話題にするようにして、日ごろから気持ちの中でお父さんとの接点を増やすようにしてみてはどうでしょうか。
Q 一生懸命子育てをしているのに子どもはお父さんが出社するときに泣きます。私がいるのにと悲しくなります。
A おっぱい、オムツ、離乳食、遊び相手などなど・・・。1日フル回転で子どもの世話をしているのに、なんだか報われないような気がしてきますね。お母さんにとってもお父さんがいない時間が寂しいのではありませんか。家事を手伝ってもらったり子どもの遊び相手をしてもらったり・・・。そんな気持ちをお子さんも察知しているのかもしれませんね。素敵なお父さんと一緒の仲良し家族ですね。
Q イライラすることが多く、つい子どもにあたってしまいます。心無いことばをかけてしまったりしてしまいます。あとで悪いことをしたと思うのですが、その時には自制できません。最近、子どもは私の顔色を伺うようになり、それも腹立たしくてつい怒ってしまいます。
A イライラする原因は何でしょうか。自由な時間が持てないことでしょうか。子育てがうまくいかないことでしょうか。夫婦関係の悩みでしょうか。親きょうだいの悩みでしょうか。近所の人間関係でしょうか。自分自身の悩みでしょうか。人にはそれぞれたくさんの悩みがあります。その悩みは解決できなくても人に話すことで気持ちが落ち着くこともあります。お近くの人に話してみてはどうでしょうか。話し相手がいなかったり、話しにくいこともあるでしょう。そういう時は、様々な相談機関があるので利用してください。お父さんやお母さんが充実した毎日過ごすことが子どもにとっても幸せです。
Q 夫は週末ごとに実家で孫を楽しみにしていると帰りたがります。しつけについていろいろと思われているのではないかとわたしは気疲れします。できれば家族でのんびり休日は過ごしたいのですが。
A おじいさん、おばあさんにとって孫に会うのはとても大きな楽しみでしょうね。お父さんはその心情を汲み取ってやさしいかたですね。子どもはお母さん一人で育てるものではありません。かかわるみんなで育てていくことが大事ですね。子育ての先輩から学ぶこともたくさんあるでしょう。時にはおじいちゃん、おばあちゃんに預かってもらって夫婦で楽しむのも良いでしょう。とは言うものの、お母さんが気疲れするというのも確かですね。家族としての絆を築いていくことも大切ですね。それぞれの個人が夫(妻)であり、自分の親から見ると子どもであり、自分の子どもから見ると親であり、社会的には社会人としての多様な立場があります。多面的に自分自身のことや相手のことを考えた上での話し合いが必要ですね。自分たちがどんな家庭を築こうとしているのか、どんな風に子育てしようとしているのか夫婦でよく話し合ってみてください。

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赤ちゃんの頃 1〜2歳の頃 3〜6歳の頃 きょうだい お母さんとお父さん、そして子ども



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