わが国の自殺者数は、平成10年以来、連続して年間3万人を超えていましたが、平成22年から減少し、令和元年は19,425人となりました。しかし、令和2年は20,243人、3年は20,291人、そして4年は21,252人と2万人を超える状況が続いていています。また、他の先進諸国に比べると日本の自殺者数は依然高い水準です。
西宮市においては、令和2年に72人と5年ぶりに増加しましたが、令和3年は59人と減少し、令和4年は58人でした。もともと男女比では男性が女性より多い傾向でしたが、令和4年は男性の割合が増えました。
(厚生労働省「人口動態統計」より)
令和4年度に実施した市民アンケートより、自殺したいと考えたことがある人が13%もあり、その中で68.9%もの多くの人が相談をしたことがないという現状が明らかになりました。
兵庫県ホームページの「兵庫県の自殺の状況」をご覧ください。