健康(保健所情報)

感染症(結核など)

デング熱の国内感染例がありました

更新日:
2015年9月10日
ID:
31460

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【国内発生について】 
平成26年10月1日に西宮市内の医療機関から、デング熱を疑う患者が受診した旨の連絡がありました。
提供された患者検体を当保健所にてNSI簡易キットで検査したところ陽性となりました。
さらに、国立感染症研究所に依頼し遺伝子解析を行ったところ、代々木公園で発生していたウイルス株と一致したことが判明致しました。
 
感染者
19歳 女性 西宮市内在住の学生
 
1) 症状等
平成26年9月28日より、突然の高熱、筋肉痛、頭痛などの症状で発症。
血液検査では、白血球数と血小板数の低下が認められました。
 
2) 推定感染場所
感染者は、9月10日から16日にかけてマレーシアに渡航歴があり、渡航先にて蚊にかまれているため、当初、海外感染が疑われましたが、上記遺伝子解析結果を受けて、国内感染の可能性が濃厚となりました。
帰国後東京周辺に行った経歴がなく、9月22日に西宮市内にて蚊にかまれたとの情報を得ているため、その時の蚊の刺咬による感染が疑われております。
 
3) 経過
10月1日に市内の病院に入院。現在も入院中ですが、全身状態は回復傾向にあります。 
 
西宮市の対応
 
1) 感染拡大のリスクについて
帰国後の感染者の行動経路は限定的であり、とりわけ発症後、蚊にかまれている可能性が極めて低いため、新たな媒介蚊による二次感染の発生は考えにくいと思われます。
 
2) 蚊の捕集・駆除について
しかしながら、デングウイルスの媒介蚊が、西宮市内に棲息している可能性が考えられるため、推定感染場所周辺の蚊の捕集および駆除作業を行なう予定です。 
 
駆除実施日時:平成26年10月8日(水)から
       (作業時間 午前9時頃から午後5時頃まで)
 
駆除実施地域:能登町2番街区、3番街区、4番街区、6番街区の一部、11番街区、12番街区の一部、
       丸橋町1番街区、2番街区、4番街区、8番街区の一部、
       北昭和町11番街区、13番街区、14番街区、大畑町9番街区
 
蚊の駆除についてのお問合せ先:西宮市環境衛生課(電話 0798‐35-0002)
 
【デング熱とは】
デングウイルスがヒトに感染しておこる急性の熱性感染症で、突然の発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などが主な症状ですデングウイルスに感染したヒトを蚊(国内ではヒトスジシマカ)が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖します。その蚊に刺されることでウイルスに感染します
 
蚊が媒介して感染が拡がるため、ヒトからヒトに直接感染することはありません
多くの場合、経過は良好1週間程度で軽快します。感染しても発症しないこともあり、重症化することはまれとされています。
突然の発熱など気になる症状があれば、海外渡航歴にかかわらず医療機関を受診しましょう
 
【感染予防について】
予防としては、蚊の接触をさけることが大切です
具体的には、次のことに注意しましょう
 
① 袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きなどは避ける
② 虫除け剤などを使用し、屋外だけでなく屋内でも蚊に刺されないように注意す
③ 室内の蚊の駆除を心がける
④ 蚊幼虫の発生源を作らない(古タイヤや植木鉢の受け皿などの水溜りをなくす)
 
 

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