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西宮湯川記念事業

第6回 西宮湯川記念賞受賞者

更新日:
2017年1月25日
ID:
26551

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大塚孝治先生贈呈式年月日 1991年(平成3年)10月26日
〔受賞者〕
  大塚 孝治 氏(おおつか たかはる)
   東京大学理学部 助教授

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  受賞研究  
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 「相互作用するボゾン模型による原子核の集団運動の研究」

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  受賞理由  
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原子核は多数の陽子と中性子から成る多体系で、球形または楕円体形の形が振動や回転をして集団運動を行う。
ボーアとモッテルソンは形の変形に基礎をおく幾何学的模型によりこの集団運動を説明してきたが、これと少し違う観点から、スピン・パリティ0+と2+のボソンから集団運動が組立てられているという、相互作用するボゾン模型が有馬とヤケロにより提唱された。

この模型は幾何学的模型にない長所をもち実験データをよく再現するが、現象論的模型なので、限界がある。
大塚氏は原子核の殻模型から出発して相互作用するボゾン模型の基礎付けを行い、中性子陽子の自由度を導入してボゾン模型を更に発展させた。この模型は多くの実験データの解析に応用され、また色々の集団運動のモードにも拡張され大きな成果をあげた。

大塚氏の研究は原子核の集団運動の研究の発展に絶大な貢献をし国際的にも高く評価されている。
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