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西宮湯川記念事業

平成25年度西宮湯川記念科学セミナー

更新日:
2013年12月21日
ID:
26047

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科学セミナー② 科学セミナー④ 科学セミナー③ 科学セミナー①平成25年度の西宮湯川記念科学セミナーは、西宮市立勤労会館ホールにおいて、大阪大学大学院准教授の花垣和則先生と、京都大学基礎物理学研究所教授の柴田大先生を講師にお迎えして開催しました。

1.日時(2回シリーズ)
平成25年12月 7日(土)14時~16時
平成25年12月14日(土)14時~16時

2.講師・演題
・第1回(12月7日)
 講師:大阪大学大学院理学研究科
     准教授 花垣 和則(はながきかずのり)氏

『質量の起源ヒッグスを追う』
   
 質量の起源と言われたら,多くの方は「なにそれ?」と思われるのではないでしょうか。そもそも,質量とは何かを考える機会も普通はあまりありませんよね。でも実は,モノに質量がないと,この宇宙はとんでもないことになります。本講演では,素粒子物理学の基礎的なことから始めて,宇宙の発展と質量とのかかわり,質量の起源に深いかかわりのあるヒッグス粒子とは何かについて,まずご説明します。その後,2012年に発見され,今年になってからヒッグス粒子であると発表された新粒子探索の様子とその内容を解説します。最後に,ヒッグス粒子発見を受けて,素粒子物理学が今後どのような発展をしていくのかについて概観します。


・第2回(12月14日)
 講師:京都大学基礎物理学研究所
     教授 柴田 大(しばたまさる)氏

『コンピュータで探る一般相対論の世界』

宇宙には我々の日常からは想像できない強重力の天体が存在することが知られています。ブラックホールや中性子星と呼ばれる天体がこれに当たります。それではこれらはどのように誕生したのでしょうか?これらの多くは太陽の10倍以上もの質量を持つ恒星が進化し、その最終段階で重力崩壊と呼ばれる劇的な現象を起こし誕生すると考えられています。ブラックホールは2つの中性子星が合体しても誕生するとされています。しかしこれらの仮説を実証するには、観測するか、理論的に計算して見せる必要があります。ブラックホールの誕生過程などを理論的にコンピュータ上で再現する研究分野は数値相対論と呼ばれていますが、本講演では数値相対論についてやさしく講演する予定です。
      
【会場】
 西宮市立勤労会館ホール(西宮市松原町2-31 勤労会館1階)

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