市のプロフィール

阪神淡路大震災関連情報

西宮市における被災者支援システムの活用について

更新日:
2016年1月26日
ID:
19279

印刷

西宮市では災害時に備え、平常時から被災者支援システムを運用するとともに、事象に合わせたカスタマイズを行うことで、様々な業務で柔軟に活用しています。

 平常時の運用につきましては、災害時に即座に対応できるように、定期的にデータ更新を行い、被災者支援システムを常時稼動させています。また、サーバ環境のセットアップ等の訓練を行い、災害によるシステムの破損など、不測の事態にも対応できるように職員教育を実施しています。
 
 活用状況につきましては、平成16年度に甚大な被害をもたらした台風23号におきまして、被災者支援システムを約10年振りに、またWeb版としては初めて実践稼動させることとなりました。最新の活用事例としましては、平成27年7月の台風11号被害に対しまして、実践稼動を行っております。また、オープンソースで構築されていることの強みを活かし、業務に合わせた独自のカスタマイズを行うことで、平成21年度には「定額給付金の給付システム」に、平成22年度には「新型インフルエンザのワクチン接種申請システム」などに転用いたしました。更に、東日本大震災による避難者の受け入れにつきましても、「避難者受入台帳システム」として機能を拡充するなど、短期間での対応を要する業務につきしても、被災者支援システムを応用して、積極的に活用してまいりました。

<過去の活用例>
年度被災者支援システムとしての活用例
平成16年度台風23号での活用
平成25年度8月25日の豪雨災害での活用
平成26年度8月11日の台風被害での活用
平成26年度11月5日の総合防災訓練にて、避難者の管理に活用
平成26年度1月17日の阪神・淡路大震災20周年式典に際し、犠牲者遺族管理に活用
平成27年度7月17日の台風被害での活用

年度独自カスタマイズを加えた別業務での活用例
平成21年度定額給付金の給付システムに転用
平成22年度新型インフルエンザのワクチン接種申請システムに転用
平成23年度避難者受入台帳システムに転用
平成26年度臨時福祉給付金の給付システムに転用
被災者支援システム 運用図<イメージ図の流れ>
(1)被災者支援システムのセットアップがいつでもできるように職員の研修を行っている。
(2)平常時は、各種データを定期的にメンテナンスし、バックアップもとっている。
(3)災害が発生した時は、関係課で協議し、特定の災害用の被災者支援システムをマスターからコピーして立ち上げる。
(4)特定した被災者支援システムに必要なデータを取り込み、ユーザー管理も行っている。
被災者支援システムは、Linuxサーバ及びWindowsクライアントPCの構成を前提としているため、ほぼ無償でシステムを構築することが可能です。既存ハードを利用し、職員が自分でシステムやデータのセットアップを行えば、新たな費用を発生させることなく導入することが可能となります。最小のシステム構成であれば、パソコン2台の構成で、1台のパソコン上にサーバ環境を構築し、もう1台のパソコンと直接つないで利用することも可能です。

 なお、阪神・淡路大震災時の被災者支援システム等の対応については以下の資料が参考になります。

1995・1・17 阪神・淡路大震災-西宮の記録- 【平成8年(1996年) 11月 制作】
 (以下のリンクの「西宮市デジタルライブラリー 阪神・淡路大震災」
  をクリックし、震災関連図書・資料に展開すれば、見ることができます。)

危機管理!「阪神大震災と情報システム」(17.6MB)
西宮市被災者支援システムについて~地方自治コンピュータ平成7年9月号 (2.7MB) など
 (以下のリンクの「西宮市情報センター 被災者支援システムの概要」
  をクリックすれば、雑誌掲載論文の中からダウンロードできます。)

<用語解説>
Linuxサーバ : コンピュータネットワークにおいて、他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータでOSがオープンソースのLinuxであるもの。
WindowsクライアントPC : コンピュータネットワークにおいて、他のコンピュータからファイルやデータ等の提供を受けるパーソナルコンピュータでOSがマイクロソフトのWindowsであるもの。

ページのトップへ