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業務案内

西宮市役所本庁舎屋上庭園

最終更新日:2010年01月22日
ID:3129

市役所本庁舎屋上庭園を公開しています

 西宮市では、緑の基本計画の理念から、都市部における身近な環境問題の改善にむけて、建築物を新たな緑化スペースとしてとらえ、総合的な緑化推進を目指しています。
 建築物の表面を緑化することは、建築物への太陽熱の蓄積が抑えられるとともに、植物の蒸散作用により気温を下げる効果があります。

 本庁舎屋上庭園は、建築物の緑化事例の普及啓発、情報発信の場として本庁舎の屋上を開放しております。本庁舎屋上庭園は、土の厚みが9~15cmの薄い構造となっており、高木や中木による複層の緑化が困難なことから、グランドカバー(地表面を覆う植物)による緑化をしています。 

屋上庭園の概要

★屋上の対象面積        1,558㎡(棟屋を除く)
★今回整備の屋上庭園面積    480㎡ 緑化率 30.8%
  (既存の芝生地、企業展示園 167㎡)
★荷重データ-
  屋上全体の載荷重  53㎏/㎡
  屋上庭園の載荷重 109㎏/㎡

眺望のよい本庁舎の屋上を3つの空間に位置付けています。
○「集い」 北西側(六甲山と甲山の美しい眺望)
 芝生の上やベンチなどを利用しての「休息の空間」
○「潤い」南西側(四季の草花)
 人の心を癒してくれる植物を楽しむ「潤いの空間」
○「学び」東南側(企業展示園)
 屋上緑化工法の紹介「学びの空間」


屋上庭園の見学について

  • 屋上庭園南側風景
★見学の日時
  月曜日から金曜日(休日を除く) 正午から午後5時まで
★見学に関する問い合わせ
  西宮市役所
  総務局施設部施設保全管理グループ
   TEL0798-35-3486

屋上庭園の工事前と工事後(南西側)

  • 屋上庭園工事前
工事前
●平成16年3月頃
  • 屋上庭園工事後
工事後
●平成16年8月頃

休息の空間 「集い」

  • 屋上庭園芝生広場
  • 屋上庭園芝生広場
●芝生広場
 高麗芝による緑化
 土厚(※軽量土9cm+フィルター層5cm)
 載荷重 88㎏/㎡

※軽量土とは・・・
 自然土壌では重いため、比重が水よりも軽いものを使用して重さを軽減しています。本市の施工では、リサイクル廃材、真珠岩パーライト、有機質を混合したものを使用しました。


ここに植えられている植物は、植物生産研究センターによる乾燥に強い植物の見本展示と、乾燥の激しい屋上の環境に耐えられるか否かを実験しています。将来、西宮市内の公共花壇に用いられるかもしれません。

潤いの空間 「潤い」

  • 屋上庭園花壇(乾燥性植物)
●花壇(グランドカバー) 13㎡ ・・エリアA
 乾燥に強いタイム類(ハーブ類)を植栽しています。
土厚(軽量土9cm+フィルター層5cm)
 載荷重 90㎏/㎡

(代表的な種類)
 コモンタイム、カンファータイム、レイタータイム、オレガノ等 他5種
  • 屋上庭園花壇(オーナメンタルグラス)
  • 屋上庭園花壇
  • 屋上庭園壁面緑化の展示
  • 屋上庭園壁面緑化の展示
●花壇(オーナメンタルグラス類の展示) 19㎡ ・・エリアB
 オーナメンタルグラス類(鑑賞性の高いイネ科やスゲ科等の植物)、風になびく葉がきれいなグラス類を植栽しています。

土厚(軽量土15cm+フィルター層5cm)
 載荷重 112㎏/㎡
(代表的な種類)
○オーナメンタルグラス(鑑賞性の高い草)
 カレックスブキャナニー、カンスゲエバーゴールド等他6種
○シルバーガーデン・ ドライガーデン
 (乾燥に強い植物)
 デンタータラベンダー、カレープラント、サントリナ等
他3種
○セダム類(乾燥に強い多肉植物)
 オノマンネングサ、マルバマンネングサ等他2種

●花壇(四季の草花) 19㎡・・エリアC
 カラーリーフプランツ、宿根草をベースに四季の草花を植え付けます。年3回の植替え
土厚(軽量土15cm+フィルター層5cm)
 載荷重 112㎏/㎡
(代表的な種類)
 ツルマサキハーレークィン、コモンセージ、サルビアミクロフィラ、カリブラコア等他数樹種

●壁面緑化の展示
 壁面を覆う、花の美しいつる性植物のを植え付けています。

土厚(軽量土9cm+フィルター層5cm)
 載荷重 90㎏/㎡ ※フェンス重量は別
(代表的な種類)
 プランバゴブルームーン、ハーデンベルギア、イポメア
  • 屋上庭園レイズドベット
●レイズドベットの展示
 
 ウッドデッキ舗装 載荷重 157㎏/㎡
 レイズドベット 60㎏/基

 レイズドベットを見本展示しています。四季の草花を植栽します。
 レイズドベットとは、高齢者の方や車いすを使用した方にでも容易にガーデニングを楽しめるよう作られた背の高いプランターです。そのため、レイズドベットは園芸療法でも多く利用されています。

  • 屋上庭園水性植物
  • 屋上庭園水性植物
●周辺には高性宿根草、コンテナ(中木)植栽、睡蓮鉢などによる水性植物

(周辺の高性宿根草)
 サマーアメジスト、ゆめむらさき等、西宮市で誕生した植物の植栽を始め、コモンセージ類、へーべ等を植栽しています。

(中木の植栽、水辺)
 中木は、実のなる小鳥が好む植物や蝶類の食草となるものを植栽しました。
 都市の緑地を移動する生物の中継地点としての役割を検証します。

(代表的な種類)
 中木:クロガネモチ、ミカン、ベニバスモモ
 地被:ヤブヘビイチゴ、オキザリス
 他数十種

屋上緑化に適した植物の例

  • 屋上庭園(乾燥に強い植物の紹介)
  • 屋上庭園(乾燥に強い植物の紹介)
セダム類
ベンケイソウ科の多肉植物で、国内でも海岸や岩場で生育しています。乾燥が激しく土壌の少ない場所でも生育するため、屋上緑化に適した植物です。基本的に丈夫ですが、北方系の種類は暑さに弱い面があります。
  • 屋上庭園(乾燥に強い植物の紹介)
(アサギリソウ)
国内では、東北から北海道の海岸や高山の岩場に成育し、繊細なイメージのシルバープランツです。栽培の注意点は、高温多湿にやや弱いので、排水のよい用土に植えつける。また梅雨時に草丈を半分程度刈り込むとよいでしょう。
ちなみに、河川の堤防や水田の畦に生えるヨモギと同じ仲間です。

屋上緑化工事後の本庁舎屋上の表面温度の測定

撮影:平成16年8月11日 正午 晴天
 (写真提供:和歌山大学 山田宏之准教授)

右写真はサーモグラフィック映像、左写真は普通の映像
  • 屋上サーモグラフィックの温度測定写真
●本庁舎屋上(北側)
 屋上庭園の施工部分(38℃)と従来のタイル舗装部分(58℃)の温度差が20℃以上違うのがわかります。手前の緑の部分は日陰のため、25度前後となっています。
  • 屋上サーモグラフィックの温度測定写真
●本庁舎屋上(南東側)
 企業展示園の表面温度の比較
 タイル舗装、コンクリート舗装部分が60℃以上となっています。
また、展示園内でも土の露出部分は、高温になっているのがわかります。
  • 屋上サーモグラフィックの温度測定写真
●屋上緑化未施工の屋根
 常時、60℃以上の高温となっています。

 お問合せ先

花と緑グループ
西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 8階
Tel.0798-35-3682